ヨガの方でも少々肥満の方はいらっしゃいます。
何が理想体型かは別として(小太りが良いとい説もあります。僕はそうは思いませんが)、一般的には肥満かなという体形が見られます。
失礼な物言いですが、この表紙のアイアンガー先生も決してやせているようには見えません。もちろんバレエ体形には見えませんし、ヨガの一般的なイメージとも違います。でも偉大な教師であることは事実でしょう。
ヨガ呼吸・瞑想百科―200の写真で見るプラーナーヤーマの極意/白揚社
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ヨガをしているからやせるという仮説がもしあるとすれば、十分に強力な反例でしょう。
別にヨガをダイエット法として批判しているのではなく(十分に有効だと思います)、ヨガをすればやせるという短絡的思考は避けたほうが良いというだけのことです。
バレエももちろん同様ですし、スポーツなども同様です。
バレエではなかなかいませんが、野球やベースボールなどの種目では太っていてもプロの方はいます。体型ではなくパフォーマンスが重要なので、別に肥満は問題ではありません。もちろん筋肉質な相撲力士や柔道家などもいますので、一概には体型だけで肥満と言うことが難しいのは事実です。しかしここではそのような個別の事象について議論しているのではなく、単純化をしています。
ここでの議論はシンプルで、ヨガをするからやせるわけではないという至極当然な話だけです。
やせるためにヨガをするのではなく、やせるための1つの方法として(たとえば身体のすみずみまで意識が通るなど)ヨガを選ぶのは良いと思います。多少の相関関係はあるかもしれませんが、因果関係は無いということです。
ヨガをしている人にやせている人が多いとか、バレエをしている人はほっそりしているというのはイメージであり、実際にそうですが、それは決してヨガやバレエが原因となり、やせているわけではないということです。現象をぼんやりと見ると、因果関係を見誤ります。ヨガやバレエはやせるための大きなきっかけになることは否定しません。それらのコミュニティに入ればやせている人ばかりなので、それに同調するからです。身体のラインが見える服装をするので(レオタードなり、ヨガウェアなり)、自制するようになります。きっかけになることはあっても、ヨガのアーサナやバレエの運動のカロリー消費が身体を痩せさせるわけではないのです。
もしそうであれば徹底的にヨガをやり、徹底的にバレエをやっている人で太っている人は1人もいないということになります。現実にそんなことはありません。単なる論理の問題なのですが、なかなか理解されないポイントでもあります。
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スクールで高度な身体を目指しましょう!
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