今回はヒーラー養成スクール修了生（旧養成講座修了生）ばかりでしたので可能なことでした。
僕としては公開で自分のやっていることを赤裸々にベテランに見せるというまたとない機会でした。
当然ながら、「見て」しまえば、その技はできるようになります。
だからこそ絶対に術者は本当の技を「見せ」ません。
フェイクに気を取られるように、仕掛けを施します。僕自身も伝授のときは（その最中には）すでに終わっているものを確定するという最終作業しかしません。それ以前に仕掛けます。
しかし今回の脱洗脳は全てゼロから組み立てるという意味で、受講生の皆さんは興味深いものだったと思います。
当然に労宮伝授と合わせれば皆さんも脱洗脳は可能です。どんどん試してみてください。もちろんまず自分から試して、慣れたらクライアントさんに使って下さい。
ちなみに一般の方からお問い合わせをいただきますが、脱洗脳は一般の方には有償で行います（現在依頼を受けている「まといのば」のメンバーは別です）。
「全技術を抜く」ことに関しては、一団体あたり300,000円です。またその替りとして「まといのば」の何らかの技術を入れる場合は1技術あたり100,000円です。
複数団体を希望の場合は30万が2団体で60万、3団体で90万となります。
ただその団体からどれだけインストールされていても抜く場合は一律で30万円です。
ただし、団体名、インストールされた技術はすべてもらさず申告してください。
また当然ながら所属している場合は団体を離れる手続きを完了してからご依頼ください。
契約というのは情報場の書き換えです。入会退会も同様です。
時間は1分から5分、長くて10分程度です。もちろん集団での依頼も受けます。
昨日、非常に苦労したケースと比較的楽だったケースがあります。
それは術者の問題とクライアントの性質の2つの理由があります。
術者の問題としてはスコトーマが深いということです。
ある団体の情報場について、いくつかチェックしただけで、こんな感じの情報場と断じてしまったために、他の形態が盲点になってしまったこと。そして相手の臨場感に同調しすぎて、抽象度を上げるのが遅れたことなどがあります。
クライアントのポイントはシンプルです。
その団体の技術の巧拙でもレベルでもなく（脱洗脳直後は僕らは少しそう解釈してしまいました。過大評価しすぎでした）、ご本人が大事にしっかり握られていたということがあります。
無意識にとってのライナスの毛布だったのです。
それを無理に引き剥がそうとすれば抵抗しますので、北風と太陽の要領で毛布を手放してもらいました。
昨日の公開脱洗脳を見ていた方はそれぞれのフィードバックをいただけるとありがたいです。
僕はロックオンしてから、全体像を眺め、全体のRealityをゆらがせて、動いたところを消すという方法を取りました。
それぞれの団体の技術力でも抽象度でもなく（僕らはつい相手を過大評価する癖があります。あれは確かにたかだか動物霊でした。動物霊ですから見えると臨場感が高いのです。それはそうですね。抽象度が低いと臨場感は上がりますから）、ライナスの毛布だったということでした。
手放すことです。古い人間関係も、古いゴールも、古い夢も、手放すことです。
古い革袋に新しいぶどう酒を入れれば、袋は裂けてしまいます（マルコ2章22節）。
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