あんハピ♪ | アニ郎

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 やっはろ~☆-( ^-゚)v

 今回は、2016年春アニメの中から「あんハピ♪」をレビューしたいと思います。

 視聴理由は、2016年のイチオシ声優の一人・花守ゆみりさんがメインだったことと、大沼心さんが監督だったことです。様々な作品に携わってらっしゃいますが、絵の雰囲気は「のうりん」と似ていたかなと思いますね~。

 ご存じきらら枠ですが、原作は未読です。あしからず。
 公式サイトはこちらになります。


 一言でストーリーを表すなら「不幸な運命を背負った女子高生5人が幸福な人生を目指すお話」という感じですかね。ロボットは出てきますがw完全な日常系と言えるでしょう。
 個人的には、2016年トップクラスの笑えるアニメでした(^-^;。


 ではメインキャストを紹介しましょうか~。


花小泉杏(cv.花守ゆみりさん)


 可愛すぎる…(///∇//)。
 いつも背負っているウサギのカバンが欲しいですw 商品化されてないのかな…。

 究極の不運ですが、まったくそれを嘆かないばかりか、楽しかったと言い張る天真爛漫少女。それがはなこなのです。
 不幸の後にボソリと呟く言葉の一つ一つも面白いですね。


雲雀丘瑠璃(cv.白石晴香さん)


 工事現場の看板に恋をする可哀想な少女。
 それ以外は至って常識人であり、登場人物の中の良心とも言うべき存在なんですけどね。

 はなこやぼたんに対する冷静なツッコミもGJです。


久米川牡丹(cv.安野希世乃さん)


 お金持ちにして超虚弱体質。
 おまけにネガティブで自虐的です。

 基本的にこうした要素持ち女子は好意ランクが下がるのが常の私ですが、ぼたんだけは別でしたね。
 様々な部位を痛めて叫ぶテンプレが大好きっすよw


萩生響(cv.山村響さん)


 雲雀丘瑠璃を敵視するツンデレ少女。
 常に道に迷い続ける方向音痴です。

 同時に江古田蓮を愛する百合族でもありますね。


江古田蓮(cv.吉岡茉祐さん)

 
 同性の人間だけでなく動物すべてから好かれる女難の相を抱えるボーイッシュな娘です。

 幼稚園での自分の髪を切ったエピソードが感動しました。
 ということで、性格面も含めてこの作品でのNo.2に昇格したわけです。


小平先生(cv.原由実さん)

 幸福クラスの担任。
 本気で彼女たちが幸せになれるよう努力しているのかは疑問(^-^;。
 どこか楽しんでいる節があります。

チモシー(cv.森永千才さん)

 ハイテクロボットにしてポンコツ。
 結局チモシーを操縦する狭山椿(cv.同)については詳細が描かれないまま終わってしまいました。原作ではそんなエピソードもあるんですかね。2期があれば観られそうです。

 チモシーと言えば、あの脳に刻まれまくる「チッチッチッチーモチーモチーモ」の歌がヤバイですねw


 まぁそんな感じで、はなこたちが幸せになるために奮闘しつつ、仲良くなっていく日常系青春ストーリーがあんハピなのです。
 ダークな展開はまったくと言っていいほど無いので、笑いの要素のみを求めて視聴するのもアリでしょうね。

 私はとにかくはなこを愛でるためにこの作品を観てました(^-^;。可愛いったらありゃしない…。
 3度目の視聴ではキャプチャするのが目的でしたけど、20枚くらい貼ろうかと思ったほどに停止してましたねぇ(^-^;。
 「アホの子」と言うよりは超ポジティブな娘でして、はなこを応援したくない人なんてこの世にいるのかと思っちゃいますw

 心も癒され、しっかり笑えたアニメでした。2016日常系ではかなり上位の作品ということで、年頭に取り上げてみましたがいかがでしょう。


 最後に、私が2016アニソンのトップと勝手に位置付けている、このアニメのOp.「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」が聴けるPVをご覧いただきましょうか。
 これか、デレマスの「M@GIC」で迷いました。どちらも田中秀和さん作曲なんですけど。

【PV】TVアニメ「あんハピ♪」 しあわせPVその1(OP版)


 これはいいPV。
 そして超名曲。昨年の音楽カテゴリであえて取り上げないでいたのは、総評っぽくまとめで書きたかったからなんですねぇ…。

 確かに、作品自体に合っているとか有名なアーティストが歌っているとかは売れるために重要だとは思いますが、私の着眼点は「自分で作れるか否か」なんですよ。
 その点、この曲は音楽的に素晴らしいです。

 まずオーギュメントから始まるという冒険ですよ。
 曲中だってなかなか使いづらいのに、こんなに大胆にぶっ込んでくるなんて、無条件で惚れてしまいますわ。

 次にクリシェの用法が絶妙。メロディまで乗せるなんてスゴイとしか言い様がありません。
 弾いてみた動画でこれをまったく採れてないのがありましたけど、耳コピ云々の問題じゃなくて、まさかそんな展開をしているとは思わないだけなんでしょう。
 その他にも耳コピとか楽譜とかも多々転がってますけど、みんな微妙に違ってます(^-^;。

 最後にホールトーン。これがまた、不自然だけど不自然じゃないんですよね。天才です。
 具体的に語っておきますね。
 普通の音階は、長調だと「ドレミファソラシド」の間がそれぞれ「1、1、半、1、1、1、半」音ずつ上がるんですけど、それをすべて1音ずつにしたものがホールトーンです。有名なのは鉄腕アトムのイントロですかね。
 でもこんなふうに主旋律と対旋律にホールトーンを絡めてくるとは恐れ入りました…。

 曲自体はそんな感じなんですけど、畑亜貴さんの特殊な世界の歌詞と相まって、コミカルでありながらもポップでキュートという独特の感じに仕上がってますね。とりあえずCDは買いましたよw

 えーと、花守ゆみりさん推しですので、はなこバージョンのフルもお聴きいただこうかと思います。脳が溶ける(T_T)。
 2番始まりの、「パカパカパカパカ」の歯切れの良さに心がぴょんぴょんします(〃∇〃)。
 ってか、「塞翁さんしっかり」って常人の神経で書ける歌詞なのかなw


 2016年最大の癒やしアニメと言えばやはりこの美になるでしょうけど、キャラの愛でたさではそれに次ぐものがありました。
 今年もきらら枠等でこのテの作品が出てくることを期待しています(^-^)。