1/30-31 ムンバイ、ドバイ経由でエリトリアへ
2/1 デブレビゼン修道院
2/2 マッサワへ移動、観光
2/3 マッサワからアスマラへ帰還
2/4 ケレン日帰り観光
2/5-6 ドバイ、ムンバイ経由で帰国
今日はデブレビゼン修道院へ。
修道院はアスマラから約20キロ離れたネファジトという街から山を登った頂上にあります。
事前の情報では標高差800m、道のり7kmとのことでギリギリ何とかなるかなと。
googleマップで登山道が見えたので、それを頼りに登ります。
実は前日旅行許可証を申請した際に修道院の許可が出なかったのですが、
麓のネファジトはOKという話だったのでとりあえず登ってダメなら引き返すことに。
アスマラのバスターミナル。
行き先が書いてないのでお客さんが乗っているバスに目的地を告げると、ちょうど出るから乗りな!ということですぐ出発。
座席は満席だったものの、運転手横の通路に座らせてもらいました。
と思ったらドアが閉まらなくなり修理のため車庫へ。
そういえばここはアフリカでしたね。30分ほどで出発。
標高2300mのアスマラから海沿いのマッサワを繋ぐ道路があり、ネファジトはその途中にあります。
マッサワは標高0mなので山を下ります。
落ちたら死ぬ。
ネファジトはアスマラから600m下って標高1700mの小さな町。
目的地はこの山の頂。
ここから先は女人禁制の看板。
あまり整備されていない砂利道です。
足を取られるので非常に歩きづらい。
谷底のネファジトを望む。気温は高くないけど日が射しているので暑い。
左上のジグザグ道はアスマラとマッサワを結ぶ国の大動脈で、マッサワ港で降ろされた物資を積んだトラックやバスが頻繁に往来しています。
良い景色
終始こんな道です。やっぱり落ちたら死ぬ。
さすがにノンストップでは登れないので休みながら。
山頂付近まで来ました。
歩き始めてから3時間で到着。
前半のジグザグ登るところがかなり厳しかったけど無事登りきりました。
1700mから800m登ったので2500mくらい。
登るときは晴れていましたが、下界は完全に雲に覆われました。
修道院に住んでいる若者が迎えてくれました、英語ペラペラ。
腹減ったでしょ?ってことで食事を出してくれました。
エチオピアでもおなじみのインジェラ。発酵していて酸味が強いので好き嫌いが分かれるやつです。
私は・・正直あまり好きではありませんが、中央の豆のペーストが美味しく食べられました。
そして右の飲み物、これも酸味が強くて見た目が泥水・・・。
飲める味なんですが食あたりが怖くてあまり飲めませんでした。
その後は修道院の中を案内してくれました。
教会が3つあると言っていたような。
裸足必須なので足が痛い。
何人住んでるのか聞くの忘れてた。
14世紀に作られた修道院なので、既に建設から700年経過してます。
映っているのは修道士。
修道院というより村ですね。かなりの規模で100人弱くらい住めそう。
天気が良いと紅海まで見えるようですが、残念ながら今日は雲海。
それでも天空の修道院の名に違わない絶景です。
見物料ってことでお布施を払って修道院を後にします。
修道僧のお見送り。
ラクダとすれ違いました。
物資はこれで運んでいるみたいですね。
あと石を割っている人たちが何人かいました。
何に使うのかはよく分かりません。
下界が雲に覆われているということは雲の高さまで降りるとこうなります。
一本道だし街は谷底にあるので下っていればどこかに着くのですが、
一気に気温が下がったので風邪ひきそうになりました。
往路3時間に対して復路は2時間半でした。
学校では子供たちがサッカーやってます。
ネファジトでバス待ちの間カフェへ。
登頂お疲れ様~ってことでビール。
向かいに座ってた地元のおっちゃんが英語喋れたので少し話す。
30分ほどでバスが来てアスマラに戻ります。
見てのとおり外が真っ白で崖から落ちないか不安でたまらなかった。
ホテルへ。
実はアスマラ到着直前から少し気持ち悪くなって、写真撮りながら普通にホテルへ戻ったものの、3階まで階段で上がる途中に息が切れて上れなくなりました。
下山の途中で少し心音が大きくなる感じはあったので、おそらく高山病なんだと思います。
ただ致命的だったのは下山してすぐにビール飲んだ(しかも2本)ことでしょう。
悪化したのは間違いなくそれが原因です。
結局この日は夕食を食べられず、ホテルでそのまま就寝しました。
明日は海沿いのマッサワへ移動します。