2017/5/13 韓国旅行記 平昌スキージャンプ競技場でサッカーKリーグ、江原FCの試合を観る | まとばの公営競技つれづれ

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【旅程】

5/11 午前歯医者、午後から釜山に飛び、馬山で野球を観る

5/12 大田から龍山までITX青春に乗り、仁川でロマックを見る

5/13 平昌で江原FCのサッカー観戦

 

今回は5/13、今回の旅のメインイベントです。

 

江原FCは韓国の江原道をホームとするサッカーチームで、

今年から韓国サッカーの1部Kリーグクラシック(日本で言うJ1)に昇格。

昨シーズン途中から、平昌スキージャンプ競技場をスタジアムとして使用しています。

物珍しさから現地を訪問することに。

 

スタジアムがあるのは平昌の横渓(フェンゲ)バス停。

東ソウルバスターミナルから高速バスで向かいます。

 

バスは約30分おきで片道約1300円。

ソウル発は座席まで指定されます。

 

ソウルから江原道までは基本的にバスしかありません。

(鉄道は遠回りで遅い&本数が少ない)

現在ソウルから平昌経由で江陵まで高速鉄道を建設していて、

オリンピックを前に今冬開業予定。線路は既に出来上がっているようです。

 

渋滞に巻き込まれながら3時間で横渓バス停。

帰り際に撮った写真なので雨が降ってます。

タクってスタジアムへ。

 

タクシーの車中から、おそらくオリンピックのメインスタジアム。

周辺はウインタースポーツを楽しむリゾートエリアで人口は少なく、

オリンピック終了後に採算が取れるのかは非常に疑問。

 

タクシー代は約600円でスタジアム到着。

事前に写真で見てはいたけど、異様な光景。

 

スタジアム外にもジャンプ台。

 

ジャンプ台には30分間隔で出ているゴンドラで観光できます。

確か6000ウォン(約600円)くらいだったはず。

 

ノーマルヒルのジャンプ台。

 

ジャンプ台から麓を見る。

このスタンドが冬はスキージャンプ、夏はサッカーで使われるようで。

 

ジャンプ台から反対側。

リゾート地で、ホテルが立ち並んでいます。

周辺に人家はありません。

 

ジャンプ台のタワー最上階はカフェ。

中国人っぽい団体客もバスで来ていたので、観光需要はあるようです。

 

スタジアムに戻り、コンテナのブースでチケットを購入。

クレジットカードが使えるので、日本より先進的。

でもチケットは高く、他のクラブだと1500円払えばバックスタンドどこでも座れるのに、

ここはバックスタンドの端で2500円~3000円。中央はもっと高い。

しかも客が少ないのに指定席。

よく分からない。

 

もう1点、冬場雪に閉ざされているので、芝が育っていない。

3月はもっと酷かったようで、これでもマシになったそうです。

それにしても選手がアップしている間にセンターサークルでライブやってるし・・・

 

ライブ終わったら花火がどーん。

アウェイ側だし、選手驚いたのでは。

 

バック側から。

チケットチェックがないため、安いチケットでどこにも進入できるし、

お客さん少ないから高いエリアに座っても何も言われない。

昔の横浜スタジアムみたい。

 

売店も悲惨で、ビール、ソフトドリンク、コーヒー、お菓子、カップ麺だけ。

メインスタンドの場外にレストランはあったけど、周囲は何も無い&バス停付近にも何も無い。

ソウルから向かうなら、ソウルで何か買った方が良い。

 

試合の様子は動画で。

この日の相手は同じく今年から1部昇格した大邱FC。

前半、江原FCの先制シーン。

この日の来場は約1400人で、どの試合もだいたいそのくらい。

本来の本拠地、江陵で試合すれば昨シーズンも2部で3000人くらい入っていたので、観客が少ないのは立地の問題かな。公式サイトにも遠いから江陵でやれって書き込みがあった。

開幕だけ5000人来て大混乱になったようで、チケットブースや売店の規模を見ると3000人が限界かなあ。

 

前半終了直前から雨。

すると観客がメインスタンド上段の屋根のある部分に集結。

明らかにメインスタンドではないチケットを持った客も中に入っていて、

チケットカテゴリとは何なのかを考えさせられる。

ところでこのスタジアムじゃACL主催の試合できないよね。

 

後半開始直前。

完全に夕立が来そうな空模様で、実際この後は暴風雨になりました。

逃げ場がないのでメインスタンドのコンコースに逃げ、

後半は15~30分くらいまでほとんど試合を見られず。

終了直前に雨が弱まったのでスタンドへ。

 

後半アディショナルタイムから試合終了、選手挨拶。

1つ目の動画と比べてもらうと、雨でほとんどの客が避難したことが分かると思います。

 

試合は2-1で江原FCが大邱FCを下す。

 

日本で磐田とガンバ大阪に所属したイグノ。

 

このあとスタジアムから横渓バス停へ。

事前にクラブへ問い合わせたところバス停へのシャトルバスがあると聞いたのだが、

バスが見当たらない。

客待ちのタクシーも居ないので、スタッフを捕まえてジェスチャーで

「電話でタクシー呼んで」

と言ったら、スタッフの車でバス停まで送ってくれました。

感謝。

 

横渓バス停からソウルへ戻り、翌朝のフライトで帰国。

珍しいスタジアムで旅行がてら行くのは楽しいけど、

売店などが貧弱で自分の応援するクラブがこうなったらちょっと困る、といった感想でした。