なりたかった職業に就けてなくても…今の人生を満足出来てれば…全然いいよな…100％満足ってのはなかなか難しいと思うが…
「もし100％満足」って言える人がいたら…幸せもんだ…俺はまだまだ飢えてる…
ロシアの政治家が「北海道はロシアの領土になりえる」って声明を出した…北海道の人は多少なりとも不安を覚える発言だよな…北方四島で軍事演習をするロシアの発言…これをどう受け止めるのか…戯れ言として聞き流すのか？それとも現実にありえる話として国土防衛を強固なものに転換していくのか？ 熟考し早々に行動すべき言葉だと思う…
さてさて…本日は小沢和義さんと黒石に付き合ってもらってサングラスとメガネを作りに行ってきました…
カズさんが懇意にしている素敵な眼鏡屋さん…「999.9」(フォーナインズ)を紹介して頂き銀座へ…
仕事で銀座に行く事はたまにあるけど…プライベートな用事で銀座…何年振りだろ？「銀ぶら」しちゃった…
「銀ぶら」分かるかな…今の若者は分からんな…
お店に入ると品があり…かなり落ち着いた大人の雰囲気…笑顔が素敵な店員さんが名刺を出しながら…「的場さんの作品、『YOKOHAMA BLACK 』も『織田同志会』も拝見しております。」店員さんの口調からも品を感じる…
2階に案内され…眼の検査…そもそもなぜ、フォーナインズを知ったのかと言いますと…先日、カズさんと撮影していた現場で…「浩司くん、このシーンは眼が見えた方が絶対にいいと思う。ちょっとこのサングラスかけてみて。浩司くんがいいんならこれで行こうよ。」
カズさんから手渡されたサングラスをマジマジと見る…カッキー…ありがたく使わせて頂いた…
カットが掛かった後に…「カズさん、このサングラスかなりいいですね！」カズさん「でしょ。反射しないように作ってもらったんだ。」
俺は冗談まじりに「カズさん、すいません。ありがとうございます！頂きます！」カズさん「だ～め！これは俺の顔に合わせて調整してあるから。本当に欲しいなら作った店を紹介してあげる。」「マジっすか？御願いします！」
それから約1ヶ月…やっとスケジュールが合う日が来た…カズさんと店員さんが次々に「浩司くん、これ掛けてみて！」店員さんも「こちらのタイプはいかがですか？」自分が普段使ってないタイプなので迷う…
「黒石、どう？」 黒石「それアニィっぽいです！」カズさんも「浩司くん、それはアウトローやる時にいいと思うよ。」
鏡を見る…気に入った…「じゃ、これをグラデーションにして下さい。」
もう1つ…普段用の物を選ぶ…たくさん試して…俺の出した結論…
「同じフレームでこっちはクリアで御願いします。」
すると店員さんが「的場さん、誕生日プレゼントです。どうぞ。」「えっ？俺、誕生日もうとっくに過ぎてますよ。」「3月28日でしたよね。使ってください。」「いや…いいですよ。申し訳ないですから。」「いえ。是非、御使い下さい。」
カズさんが「浩司くん、せっかく用意してくれたんだからさ。」申し訳ないと思いつつ…「押忍。ありがとうございます。大切に使わせて頂きます。」ありがたく頂戴した…
まさか誕生日プレゼントまで頂けるなんて…嬉しいなぁ…
その後、カズさんに御礼をしようとサプライズである場所に向かう…「どこに行くの？横浜だろ？」俺「違いますよ。場所は教えません。」「俺は雑踏が好きなの。自然とか興味ないから。人工的な物が好きなんだから。」「例えばどんな所ですか？」「美術館とか水族館とかディズニーとかUSJとかは好き。」
俺と黒石は見つめ合う…「俺と一緒じゃないですか。俺的には楽しんでくれる気がします。」黒石は「五分五分っすね。」
海ほたるを越える…カズさん「どこ？木更津？この間、撮影で来たじゃん。」俺「木更津じゃないです。もうちょい先です。」カズさん「木更津のアウトレット？」俺「違います。着くまで教えません。」
市原に着く…カズさん「分かった。」俺「そうです。象の国です。カズさん動物好きでしょ？」「…うーん…」
ダンディな男３人…いや…チョイ悪オヤジ３人… 象の国ではしゃぐ…
カズさんは猿に戦いを挑んでた…黒石はポニーとツーショットを撮っていた…俺はモルモットに夢中になっていた…
「カズさん、どうでした？楽しかったですか？」「うん。猿と戦ってる時は楽しかった。」正直、猿と戦ってる時のカズさんはメチャクチャ楽しそうでした…少しだけ御礼が出来たかな？
あっという間の1日…眼鏡を買って…芝居の話をして…ドライブをして…有意義な1日…早く眼鏡とサングラス出来ないかな…
ふと、「この3人でまた共演出来たらいいな…」と、アクアラインを走りながら強く思った…
カズさん…黒石…お付き合い頂きありがとうございました…わざわざ誕生日プレゼントもありがとうございました…
追伸・「フォーナインズ」の俺達…
高級ホテルのエントランスを彷彿させる店内… 素敵でした…