東京は相変わらず「コロナ陽性」の方が200人超… このまま増え続けるのか… 
木曜日に久しぶりに大阪へ行ってきました… 新幹線の中…マスクを外して楽しげに会話をしてる中高年の方が数人…訳あってマスクを付けられない方もいると思うが…これが俗に言う「緩み」なのだろうか?  

豪雨被害の詳細が明らかになるほど辛くなる… ボランティアもコロナの影響で受け入れを制限してるらしく… 苦難が続く… 再びあの郷愁を感じさせる日田の街を歩きたい…
ヒマワリの花のように太陽に顔を向けたいけど… その太陽がなかなか顔を出してくれん…
今日の東京は久しぶりに太陽が出たけど…明日からは再び雨… 俺みたいなガラクタでも気が滅入る… 「雲外蒼天」まさにこの言葉を意識する時代…                      

さてさて…  憧れの男…  前に書きました…
 先日、「的場さんが尊敬してる人って誰ですか?」と聞かれ… 「数人いるけど…親分と呼んでるのは一人だけ。杉です。杉良太郎。俺は親父だと思ってます。」 
杉良太郎さん…  今でも色んな事を学ばせて貰ってる… 芝居への向き合い方… 人生観…   人間としての生き方… 
数日前に電話で話した… 「どうした?」携帯越しに聞こえる明るく優しい声… 怒ると恐ろしいけど… 普段はとてもやわらかい… 「押忍。親分、忙しいところすいません。今、御時間よろしいでしょうか?報告です。初めて座長で芝居をやらせて頂きます。初舞台の時に親分から頂いた暖簾を初めて座長として使わせて頂きます。」「そうか。いつだ?劇場はどこ?」「10月です。劇場は新国立劇場です。」 「そうか!頑張れよ!」「押忍。」 
その後も会話を交わす… 自然と背筋が伸びる… 「2~3日したらスイカが届くから。子供達にも会いたいって伝えておいて。」 
毎年、御自身が作られているスイカを送ってくれる… どうしたら「杉良太郎」の様な男になれるのか? 出会った時から自問自答している…   
自分のオヤジとして慕っている方なので…  人との会話では「親分は…」「杉は…」と、話してしまう…
俺が手術をした時に…見透かしたように電話をくれる…実父が亡くなった時にも深い言葉を伝えてくれた… 底抜けの優しさと…妥協ない厳しさ… そこに本物の男の生き方を感じる… 
俺も自分に磨きをかけんといかんな…人生を知ったげに生きているけど… 俺なんざガキだ… 
電話を切った後…親分の別荘に何度か遊びに連れて行ってもらった日々を思い出した… 一緒に釣りをして… 一緒に山の中を歩いて… たくさん笑った… たくさん学んだ…夢の様な時間… 俺の中では「親分」以上の人間力を持った人はいない…
 年を重ねると… 本音で自分に意見してくれる人が少なくなっていく…  だけど俺にはいる…  「お前は人生をなめてるのか?!」「今日の芝居よかったぞ。」「あそこの芝居を変えろ。」「どうだ?元気にしてるか?」
本当に人に恵まれている…「総ちゃん」「船越兄やん」「伸くん」「コトさん」「温子姉さん」   親分と話した後に…色んな事を反芻した…
バチバチ前向きの俺… 自分を甘やかさず… 映画の台本を読み込みます… 
皆さんは… 本気で叱ってくれる人はいますか? 本音で語らえる人はいますか? 年上・年下関係なく… とても大事な財産です… 
もちろん家族も… 絆ってのは… 金じゃ買えない財産だよな… 
人を思いやる心…その中には…優しさもあれば…厳しさもある…なんとも思ってない人には…優しさも厳しさも必要ないんだもんな…

追伸・
親分から届いたスイカ…
「良太郎スイカと夏子スイカ」夫婦スイカ… 大きい… 
フルーツが大好きな我が家…  スイカを頂いた事も嬉しいけど…  気持ちが嬉しい…
 人に物を頂くと… 想像してしまう… 俺に使ってくれた時間を… 
御中元、送ってくださった方々…ありがとうございます…気持ちも一緒に頂きました…
大変な熊本からも…水元…ありがとう…気遣いいらんよ…

追伸の追伸・
大阪な俺と… 
都内ロケ終わりの俺…  
眼鏡作ったんだけど… どう?