緊急事態宣言…ついに国全体に発令されました…不要不急の外出は本当に避けましょう…
己の為…己の大切な人の為…国の為であり…世界の為です…
この3月・4月…前年比100%減収の役者はたくさんいます…映画・ブイシネマ・ドラマの撮影がストップ…舞台は劇場が三密なので休業…役者・スタッフの9割以上がおそらく無収入です…
俺達役者も制作・技術スタッフも途方に暮れてます…でも…絶対に負けん…
コロナが終息したらバチバチに芝居をする…その日を心待ちにしています…
メダカの赤ちゃんが誕生しました… 7匹… すごい小さい… 感動的… 無事に成長してほしいです…
さてさて… 家で過ごす日々… 朝、４時過ぎにはベッドを抜け出してリビングへ…ルーティーンを全て終えると８時くらい…今朝はDVDを観て過ごしていました…
暫くすると…背後から「おはよ」振り返るとまだ少し眠そうな妻と娘の姿…普段より少しゆっくり起床…
DVDが佳境に入る頃… 食欲を刺激する薫りが…鼻をヒクヒクさせながらキッチンへ…すると、妻と娘が遅めの朝食を作っていました…
トーストにオムレツ… ウインナーとベーコン… ウインナーを炒めた薫りに誘惑された… 「うまそう！」笑顔全開で言うと… 妻が俺の発する不穏な気を察したのか… 「ゴハン食べたんでしょ？食べちゃダメだよ。それしかないんだから。」妻の早期警戒システム作動…さすがです…
「食べないよ…多分ね…」 悪浩司参上… 純白のお皿にオムレツとウインナー… 狙いはウインナー…妻と娘の立ち位置を確認…
「今だ！」手を伸ばした刹那…妻が俺の腕を弾く…「ダメ。」 長い結婚生活はダテじゃない… 俺の行動パターンを分かってらっしゃる…
しかし、簡単に諦める俺じゃない…それは妻も100も承知…夫婦ともに笑顔…心理戦…
妻と娘がダイニングに運び並べる… その隙にウインナーに手を伸ばした…が… またまた妻が腕を弾く… 「ダーメ！」 俺、満面の笑みで…「違う。違う。味見をしてあげようと思ってさ。」「結構です！」息子はニヤニヤと見てる…
「食べちゃダメだよ！」言い捨てて再びキッチンへ…チャンス…ウインナーに襲い掛かる悪浩司…
息子が大きな声で…「あー！いけないんだ！食べちゃうよー！」状況を楽しんでいる息子…その声を聞き終える前にウインナーは俺の口の中へ…
「うまい！」あきれ顔で戻ってくる妻「あのさぁ…51才だよね…小学生以下。」娘は「いいよ。１本あげるよ。」娘よ…立派に成長したな… 「ありがとう。めちゃくちゃ美味しかった！上手！」
妻が「もう食べちゃダメだよ！」ギラリと一睨みしてキッチンへ…「うん！多分ね…」
ベーコンに狙いを定めながら… 静かにベーコンのお皿に近付く… すると… 「ダメって言ったよね…」間近で妻の声…「へ？」顔を上げると…笑顔なのに目が笑ってない妻…キッチンへ行ったのはフェイントだった…
「ダメって言ったでしょ？」 腕をつねられる… めちゃくちゃ痛い…妻の必殺技…「痛い！分かった！もう食べない！」 その場から逃げる俺…
「大げさ！そんなに痛い訳ないでしょ！」「いや、マジで痛いって…」「誰が悪いの？自分が悪いんでしょ？」
正論ですが悪浩司は小さく反抗…「うっせー！バーカ！」「え？なんて？！」追い掛けてくる妻…逃げる俺…娘と息子は笑ってる…
俺の好きな時間… 我が家の日常の光景… 俺がなんかやらかして妻に追い掛けられる…コントのお約束みたいなもん…
外出自粛の我が家の1シーン… 笑顔は免疫をあげるんだってさ…不安かもしれんけど…明日も笑顔で過ごしましょう…
追伸・
今日の俺…
追伸の追伸・
後ろ姿の正解発表…
あれは… 妻でもなく…娘でもなく…温子姉さんでもなく…分からんかった？
なんと…なんと…な、な、なんと…俺です…
皆さん、少し笑顔になれました？ 気持ち悪くさせたらすまんね… もうやらんから…笑顔になってくれたら嬉しい…コロナの不安を数秒でも忘れてもらえたら幸いです…
「笑顔は免疫をあげる！」
しかし…自分で見ても気持ち悪い…
ロン毛は似合わん… いや…汚ならしく見える… 笑えんな…