福島公演もカーテンコールの盛り上がり… 格別でした… 
御客様に芝居を楽しんで頂けた事を感じる瞬間…  自分も満たされます…  
わざわざ、差し入れ… お花… 御手紙… ありがとうございました… 嬉しかったです…  
プレゼントは渡すのも貰うのも嬉しい… 
そこに共通するのは… 「気持ち」です…  
自分がそんな事を考えながらプレゼントを探すので… プレゼントやお土産を頂くと… 俺なんかの為に時間をさいてくれたんだ…  俺の事を思ってくれたんだ… そう思ってしまい… めちゃくちゃ嬉しい… 
御手紙もそうです…  俺の為に時間をさいて書いてくれた… めちゃくちゃ嬉しい… 
値段じゃないよね…物の価値でもない… その人の「思い」が嬉しい… 
自分がいない場所で自分を思ってくれる… 思い出してくれている… 幸せな事ですよね…          


 さてさて… 普段、連絡をする人…メールや電話をする相手ってある程度確定してませんか?
俺は決まってます…
イレギュラーな相手は少ない… 
そんな俺の携帯に馴染みのない番号からショートメールが届きました…  「○○です。いつなら電話しても平気ですか?」みたいな感じで…  
○○には名前が入るのですが… 思い当たる人間は一人だけ… 
俺が20代前半の頃にしょっちゅう連れ立っていた先輩…
気がつけば…20年以上も疎遠になってました… 
顔を合わせる機会もなかった…  
でも、俺の携帯に登録されている電話番号とは違う…  
なので間違いメールかと思い…  「失礼ですが、どちらの○○さんですか?どなたに送られましたか?」と返信すると…   
「的場さんの携帯電話ではありませんか?申し訳ありません。」 と、返ってきました。
「やっぱり間違いない。○○さんだ!」 
すると…  携帯が震え…こっちの気持ちを見透かしたかのように「○○の○○です。」 
驚愕…歓喜…懐かしさ全開…  即、その番号に電話…
待っていたかのように「浩司!久しぶり!」携帯越しに聞こえる懐かしい声…
「押忍!○○さん!元気ですか?久しぶりじゃないですか?てか、携帯番号違くねぇですか?」
 笑いながら「浩司!ごめんごめん!つい最近、携帯変えたんだよ。浩司、相変わらずだね!」 
弾む会話… 
 昔はしょちゅう遊んでた… 仕事も一緒にやって頂いてたし… 御自宅にもお邪魔して食事を御馳走になったり…俺が一人暮らししてた家にも遊びに来てくれて…ガキの頃から憧れていた人…

さて、ここで問題です…電話の相手は誰でしょう…  
シンキングタイムスタート…
 ヒントを出します…  
その人物は、当時キャツアイのサングラスがトレードマーク… リーゼントにカワジャン…  伝説のバンドのギタリスト… 
もう分かったかなぁ…  ソロでも活動してました… 
俺、レコード全部持ってた…  
最大のヒント… キャッチフレーズは…  俺の記憶が正しければ… 「土曜の夜のハイウェイ・ダンサー」
これ、ほぼ答えだね…解答は次回にします…
 調べちゃダメですよ…一撃で分かっちゃいますから… 
他愛ない話を5分くらい… なんか20代に戻った気分… お互いかなり年をとったのに… 会話のノリは当時のまんま… 
「浩司、タイミングを合わせて久しぶりにメシでも行こうよ!」 
「いいっすね!でも○○さん忙しいでしょ?俺もまだ舞台中なんで…6月入って時間ありそうな時に連絡下さい!俺もするから!横浜辺りがいいですか?都内?」
「どっちでも大丈夫!6月のいつぐらい?6月の頭過ぎね?OK!じゃ、また!連絡する!」
会話終了…  心地いいテンポの会話…   なんだろうね… 久しぶりに話しても会ってなかった時間を全く感じない… それだけ一緒に濃厚で濃密な時間を過ごしてきたから… 
 俺は男だから女性同士の付き合いは分からんけど… 男は深い付き合いをしていた人間とは…長い空白の時があっても…その空白の時を感じることなく会話が出来る… 
きっと女性も同じだよね… これって素敵な事だよ… 
 電話を切り…しばし、余韻に浸る…
その当時の日々を思い出す…
俺、サングラスに龍の刺繍をいれた真紅のジャケットを羽織り… ライブハウスで歌ってた… 
俺のライブを見てニコニコしてる時もあったし…「浩司、あの曲のサビはコーラスいれた方がカッコいいよ!」と…アドバイスをもらった事もあったし…
メシに行くのが楽しみだなぁ… 昔話と未来話で盛り上がっちゃうんだろうなぁ… 
さぁ、皆さん、考えて下さい…  
俺と同世代の人は確実に分かると思います… 
と、言いますか…俺、ヒント出しすぎだよね…最高にクールな男…  だーれだ?


追伸・
山形な俺…  
これから山形公演が始まります… 
気合いを入れて… 集中して… 板の上で全力を出しきります…
 帰りにさくらんぼを買えたらいいなぁ…