花火
作:aiko
こんなに惹き込まれた曲は久しぶりだ。
割と有名な曲だが、どんな意味を持つのか、
考えて聞いた人は少ないんじゃないだろうか?
この感動を誰かと共有したい。
この曲に興味を持って欲しい。
というのが今回の目的です。
僕の表現力じゃこの曲の魅力の1%も説明できない。
でも語りたいから僭越ながら語らせてもらいます!
⬇︎FULL(本人じゃないけど)
⬇︎ショートバージョン
〜個人的解釈〜
♩「眠りにつくかつかないかシーツの中の
瞬間はいつもあなたのこと考えていて」
始まりはポップな曲調に乗せて、
「好きな人に想いを伝えられない。もどかしい!」
といった胸三寸の恋を描いています。
流れるような歌い方が聞いていて心地よい。
注目すべきはサビの歌詞です。
♩「夏の星座にぶらさがって
上から花火を見下ろして」
♩「こんなに好きなんです
仕方ないんです」
♩「夏の星座にぶら下がって
上から花火を見下ろして」
♩「涙を落として火を消した」
恋心=心に咲いた花=花火
という例えだと受け取れます
「涙を落として...」
失恋ですね(泣)
恋は実らなかった!
仕方ないので泣いて諦めました
まぁ、いいや
次がんばろ次!
~終~
(まだ続きます⬇️)
とはならないんですねー。
これから曲の2番になります。
♩「少し冷たい風邪が足元を通る頃は笑い声たくさんあげたい」
秋には未練捨てて笑っていたいなあ...
♩「三角の耳した羽ある天使は
恋のため息聞いて
目を丸くしたあたしを指さし
一度や二度は転んでみれば?」
つまり経験だと思ってこの恋は割り切れと...
ちなみに、省いたけれど天使は曲中で二回舞い降りて「あたし」に二度忠告をくれます
😇「疲れてんならやめれば?」
😇「一度や二度は転んでみれば?」
ケチのつけ所ものない完璧なド正論!
お見事!
でも割り切れないのが恋なんですよね...
2回目のサビです
♩「夏の星座にぶら下がって
上から花火を見下ろして」
♩「確かに好きなんです戻れないんです」
♩「夏の星座ににぶら下がって
上から花火を見下ろして」
♩「最後の残り火に手を振った」
さっき
「涙を落として火を消した」
って言ったのに...
涙じゃ恋は消えなかったんですねえ
戻れないんです。
そう。
こんなに好きになっちゃたら涙ごときじゃ
そう簡単には消せないんです。
♩「赤や緑の菊の花びら指さして思うことは」
♩「ただひとつだけそうひとつだけど」
♩「疲れてるんならやめれば...」
「疲れてるんならやめれば」
は曲中で二回出てきますが、
1回目はド正論天使😇からの忠言です。
しかし2回目は歌の主人公の気持ちです。
つまり、
自分でも自覚しているんですね。
「叶わない恋を続けても自分が疲れるだけ。
だからこの恋はやめるべきだ。」
♩「花火は消えない」
♩「涙も枯れない」
ここまでくれば説明はいらないかもしれない。
あーつらたん
このあとはいよいよJ-POPお得意の
一番二番混合サビラッシュの出番なんだけど...
聞いてもらうとわかるが、
とても特徴的な終わり方をする。
♩「最後の残り火に手を振った」
ぼく「(これで曲終わりかな)」
♩「夏の星座ににぶら下がって」
ぼく「(えっ!Σ(゚Д゚;)
まだ続くの!?)」
♩「バイバイ バイバイ...」
やっとここで曲が終わります
花火に手を振って👋
今度こそ叶わぬ恋にさよなら!
と思いきやまた
「夏の星座にぶら下がって」
つまり、曲の最後まで恋心は消えなかった。
〜まとめ〜
この曲は
「叶わぬ恋心を消したいけど、
どうしても消せない。」
という葛藤を描いた歌だと思う。
そんなくら~い心象を、
明るいメロディ乗せるという
斬新な切り口で見事に哀愁漂う雰囲気を醸し出している。
いわゆる失恋ソングな訳だが
自信を持っておすすめできる曲だから
ぜひ聞いてみてほしい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜叶わない恋は
不幸なの?〜
少し先すら全く見えない
恐怖すら覚える真っ暗闇の中、
ようやく上がった花火を消さなくてはならない。
不幸と呼ばずしてなんと呼ぶか。
そう考える人もいるかもしれない。
花火はそんな明るい曲じゃないよと
散々言ってきてなんだが、それでも
決して不幸な曲ではないと
思っている。
例え刹那であったとしても、暗闇の中震える心を暖めてくれた恋があった。
その事実は最後がどうであれ変わらない。
自分のことになるが、一昨年の夏あたりから進級するにかけて今までできたことが全然できなくなった。
ひどい時は定期テストの問題文も一行読んだら頭から抜け落ち、理解すらできなかった。
勉強もすっかり嫌いになり教科書を見るのさえ苦痛に感じた。
今考えればそれは持病の症状な訳だが、そんなこと知る由もない当時は心身の変化に為す術もなく、ただ打ちのめされるだけだった。
日々は苦悩の連続。
いつ学校を辞めてやろうか、そればかり考えていた。
一年前は今日明日すら危うかった。
それでも今、”順風満帆”とはお世辞にも言える状況ではないが、ギリギリでも折れずに立っていられる。
なぜだろうか
何の希望も見いだせず、絶望にさらされ憔悴しきった心を暖かく照らしてくれた。
花火は今も、心の中に咲き続けているに違いない。