今日は、このブログを主催するアメーバーブログの藤田社長 と、杉本社長 の対談に行って来ました。
お二人とも本で読み、ブログを読み尊敬している方ですので、かなり楽しみにしていました。
実際会ってみてお話を聞いた後の感想は、お互い自然体だなと思いましたが、藤田社長はより強い人だなと、杉本社長はより熱い人だと感じました。
司会の人が質問し投げかけていくといった内容だったのですが、その中で印象に残ったコメントをそれぞれの方についてあげてみたいと思います。
まず藤田社長。「お二人が高校生にむけて、今やっていた方がいいと伝えたい事はなんですか？」
「私が高校生の時はミュージシャンを目指していました」
「もし、私に子供がいたら経営の英才教育をしたいと思っています」
「もっと早くから経営に携わっていればもっと早く成長できたかもしれない」
藤田社長らしいコメントです。
話し方には落ち着きと、ちょっとした笑いのセンスと、自然体でいる事と、そして、何より我慢強く粘り強い、意思の強さが伺えました。
つらくても目標に向けて歩み続け、無駄は言わず、そしてちょっとおもしろい経営者なんてえらいかっこいいですよね。
インターネットという新しい業界で、マーケットの流れを強く意識している経営者であるとともに２１世紀を代表する会社を作ると腹落ちしていてすばらしい方だと思いました。
次に杉本社長の印象に残ったコメントに「姉歯について」のお話の中で、藤田社長が杉本社長に不動産業界は古くてしがらみの多い業界ではないかという質問がありました。
それに対しての杉本社長のコメントには「そんな事はない、はじめは相当叩かれたけど、成長はできている。」とのコメントでした。
個人的には杉本社長の人柄と成長意欲の強さが成功の秘訣なのかなと思います。
エスグラントの朝会挨拶は知っている人は知っていると思いますが、かなりすごい事になっているらしいです。
杉本社長曰く「もうすでに私の手から飛び去りつつあります」・・・・・・・・え？
社長がついていけないのりの朝会ってどうなんでしょうか。
いけいけどんどんもいいですが、それ以外の貴重な考えや思いをつぶさない様、社員の様子は慎重にみていかなく事が大事かなと。
また杉本社長のブログでのコメントにもありました、今回の本のタイトル「渋谷で働く社長のおかげ」というのもやはり、ありえるのかなぁと思いました。
質問に対してお互いの答えが似ているのも藤田社長の理想の会社像の影響を杉本社長が受けているのかなと思いました。
また、エスグラントの上場のパートナーの証券会社が内定を頂いたとあるベンチャー証券会社だったので、杉本社長のお話の中ででてきた、証券会社の社長ともお会いしてお話していたので、少し杉本社長を身近に感じることができました。
最後に質問したかったのがインターネットと不動産の融合について。
司会の人なんで指してくれなかったんだ。
藤田社長がこっちみてくれていたので、本人たちに指名してもらえば指された気がします・・・・。
はじめに思いついた質問が「しぶしょくに杉本社長をホストに藤田社長をゲストとして出してください！」
なんて言おうとしたら、結構真面目な雰囲気の質問がやはり多くて、タイミングを逃してしまった。
せっかくお会いできたのになぁ。質問したかった・・・。先に準備していなかった自分が甘かった。
司会が格式ばっててちょっとなぁと思いました。
姉歯やヒューザーなどでちょっとイメージが悪くなってしまった、不動産業界は確かにアナログで、制約条件が多くて、停滞している法律があって、役所マターも多い業界で、歴史的常識を覆すインターネットのようなスピード感と変化の激しい業界ではないです。
しかし、不動産は画面の向こうにはない現実の触感と感動を与えてくれるものであり、家を作るという事の技法にも町のたたずまいにも歴史があり、実際の人の流れ、生活を支えています。
インターネットは情報を扱う産業であり、不動産業界は資産を扱う業界であります。
凄まじいスピードで変化成長していく情報を扱うインターネット産業と、確実に残り後世に伝えていく不動産業界とは、またかなり違う時間軸がある業界ともいえると思います。
そんな両者の違いをよく踏まえて現実のマーケット認識のあるお二人が提携、協力すれば、また違った生活スタイルや新しい空間を提供できるのではないでしょうか。
それこそ、少子高齢化等の社会的問題にも貢献できるような・・・。
誰かの思いを吸い上げるのがインターネットならば、実行し解決していけるのが実際現場で動いているサービスなのですから。
最後に両社長のコメントで一番大事なものを。
「みんなができないよとい顔をしている中でビジョンを掲げることの重要性」を特に言っていました。
やはり夢、腹落ち出来るほどの熱い夢が人生を豊かにする秘訣だと思いました。