※JRA(C)提供動画よりキャプチャ。

上位2頭は展開の恩恵はあったとはいえ、後続に完勝。秋華賞もこの2頭は主力でしょう。

そしてルメール今年初のG1制覇となった。

フェブラリーステークスでいきなり1番人気飛ばしたりいろいろありました。

しれっと3着にこじ開けてきたライトバックにも脱帽。クイーンどちらかの複持っていた人は悲鳴。

 

 

終わってみればまさかの2,1,3番人気カッチカチ。

優駿牝馬はこんな堅いレースではないはず……。

あと、和夫君また人気薄を5着に持ってきたね。これはすごい。

 

 

スタート。

ほぼほぼそろったスタート。人気上位のステレンボッシュはいいスタート。

内のクイーンズウォークもいいスタートから先行集団に素早く取りついた。

 

1000m通過。スタンドがどよめく実況アナウンサーの「57.7!!」。

しかし、実は有力どころがそろっていた中団はおそらく1分前後で通過しており、

平均ペースである。逃げた2頭だけが暴走した。11,16は最後カメラに映らない大差負けしている。

 

 

3コーナー。差は少ししか詰まっていないので、中団以降はそれほど厳しいペースではなく

脚が溜まっている。わかりやすくここから前にいた11,16が垂れ、さりげなく3番手にいた⑰タガノエルピータ

も失速している。

 

 

4コーナー。1600mー1800mのラップが13.3と判りやすく逃げがバテており、

1800mの通過タイムが1.48.9と決着時計を見れば全体が平均ペースと判る。

この時点で健闘した人気薄⑱ランスオブクイーンが早めに仕掛ける。人気2頭はまだじっくり前を見る段階だが、

⑦ステレンボッシュはここ2週続いた有力馬前詰まりの恐れのある位置にいた。

 

 

 

直線。

早々と進路を確保、痛み始めた内を避け外に出した⑫チェルヴィニア、

前後に挟まれていたため内があくのを我慢し、空いたスペースをうまくついた⑦ステレンボッシュ、

ずっと前詰まりながら内目に入りつつ前を突破した⑭ライトニング、地力のある馬が

地力を出し切ったメイレースであった。

 

実況アナがこの後何か言ったはずなんですが、

公式レース結果ではカットされています。無念、忘れた。

 

 

とりあえず、この馬が来たら馬券辞めますの

⑭スウィープフィートは予想通り来なかったのでまあいいか。

 

事後になってしまいましたが、このレースはPCで馬券買えなかったので

スマホ経由でギリギリに買いました。

 

チェルヴィニアと単勝迷ったのですが、「さすがに5倍切るのはないだろ」と嫌ってしまいました。

まあ致し方ないです。こういう負け方なら、いいレースでしたで切り替えも出来る。

堅いし。

 

 
 

 

上り上位で決着する典型的差し有利レース。だからこそ価値がある、

先行して残ったクイーン2頭の4,5着でもある。

 

タイム  2:24.0


ハロンタイム    12.4 - 10.8 - 11.5 - 11.5 - 11.5 - 12.1 - 12.8 - 12.9 - 13.4 - 12.2 - 11.5 - 11.4
上り    4F 48.5 - 3F 35.1


コーナー通過順位
1コーナー    (*16,11)-(17,18)2,9(1,10)(4,7,15)12(3,5)-14,6,8-13
2コーナー    (16,*11)=(17,18)-2,9(1,10)(7,12,15)4,5(3,14)(6,8)13
3コーナー    11=16=18,17,2(9,10,15)(1,7,12)8(4,5,14)(3,6,13)
4コーナー    11-(16,18)(17,2)(9,10,15,8)(1,12)(7,5,13)14(4,3,6)

 

暴走した2頭だけハイペース、以降は平均ペース。

最後のラップが11.5-11.4と加速しているように、中団から差した馬はむしろ少し

脚を余していたかもしれないぐらいなので平均やや遅めか?

 

 

予想を載せていますのでご参考まで。

 

 

1着に、〇⑫チェルヴィニア。

人気し過ぎだよ、今馬券買っている人本当うめえな。

でも、桜花賞は完全な叩き台で、素質はやっぱり相当なものだった。

 

道中は、決してスタートは良くなかったが、鞍上ルメールは

アルテミスステークス同様あえて前に出していかなかったようにも見える。

ゆったり行っての中団9番手待機。

 

ほんの少し行きたがっていたが、ステレンボッシュよりは折り合っていた。

ぴったり⑦ステレンボッシュをマーク。

 

直線では2週連続内の前詰まりを見たからか、内の馬場が荒れ始めたからか、

早めに距離損覚悟で外を選択。

 

直線では、まっすぐ進路が開け後は追うだけでジワジワ追いながら、

残り400mで手綱をしごき、300mで右ムチ一閃。

仕掛けからの反応は素晴らしく、上位にいた馬は脚があったにもかかわらず

一気の末脚で先に抜けだした内の⑦ステレンボッシュに襲い掛かり

あっさり交わしての1/2差完勝である。

 

桜花賞はもう何もかもうまくいかずの大敗だったが、

地力負けでも何でもないことを見せつけた。

直前で予想後の更新で「本命に変えよっかな」と思った馬でした。

でも、こういうのは予想変えるとよくないと初志貫徹しただけで、

単勝4倍はやっぱりないので悔いなし。

 

個人的には、アスコリピチェーノを交えての秋華賞3強形成で

ぜひ決着をつけてもらいたい。

 

 

2着に、◎⑦ステレンボッシュ。

3週連続の前詰まりを危惧したが、戸崎騎手は成長していた。

一瞬空いたスペースをすかさず冷静について最速上がりだったのだから、

単に勝ち馬が強かっただけである。勝負付け済んでませんでしたからね。

 

好スタート。序盤は少し馬が行きたがったが、もともと折り合いを欠くような

馬でもなく向こう正面ではおちつく。しかし1番人気包囲網で包まれる。

4コーナーでは見事包まれ位置取りを悪くしてしまう。

チェルヴィニアが外々を回った距離損に対し、こちらは進路がないため

前に取りつくことができない。

 

直線では、むやみに動かず冷静に戸崎騎手前があくのを待ち、

空いたところをすかさずついて一瞬は勝ったという脚色だったが、

元々末脚がすぐれている馬ではなく総合力の馬。

 

馬場のいい外を通った分もあって勝ち馬⑫チェルヴィニアに屈し、

3冠の夢は途絶えた。私の2000円も神となった。

 

おそらく戸崎騎手は4コーナーで前前に動いて少し早めの競馬を想定していた

だろうが、今回は枠順も展開も重なり、結果的に自分で動けないレースになってしまった。

とりあえずそう言っておけばいいよというなといわれるかもしれないが、

これも競馬である。

 

しかし、未だ連対率100%の鉄壁ぶりは、アスコリピチェーノ同様崩れていない。

また今回のレースで、末脚勝負ではやや分が悪いことがはっきり分かったため、

総合力を生かせる京都の秋華賞で決着を。

 

 

3着に、消⑭ライトバック。あそこから来るの?と思った人は多数。

 

スタートはあまりよくなかったうえ、最初だけはものっそい馬が行きたがり

折り合いに専念せざるを得ないほどだった。

しかし、向こう正面あたりではやっと落ち着き、後方で折り合う。

鞍上坂井は押っ付けるとよくないと判断したのか、今回も直線勝負にかける。


直線は、入り口の画像をご覧いただければわかると思うが到底届かないような位置、

しかも前が壁になっている状況から、何度も何度も空いたスペースを内々を通りながら進出し、

最後はクイーン2頭の間を割るという、あとから見たら意味不明な騎乗で3着に来た。

これ、騎乗ミスじゃない?チェルヴィニアが抜けた後外に出していれば脚色みる限り

2着はあったんじゃ?

そして、そんなまっすぐ走れないレースで3着まで来たこの馬かなり強いんでは。

 

やっぱり坂井は差しは下手なんですね。これはひどい。

でも折り合いは2度続けてうまくいっているから、この馬も気性が成長すれば
案外3強に割って入る惑星になりうる。

 

 

自身の消し4番人気◎⑭スウィープフィートは、6着。

初輸送の影響か序盤かかって最後方で勝負なし。

 

まあまあのスタートから、いきなり行きたがっていた。

折り合い専念は致し方ない。道中も鞍上は手綱を抑え通し。

 

人気を背負っていたため、4コーナーでは外々を早めに上り、

直線では内チェルヴィニアの少し後ろの外だったので、

馬券持っていた人は並んで飛んで来いと思っただろう。

 

しかし、鞍上が仕掛けてもフラフラでもうその時点で脚がなかった模様。

後方にいた馬が1位より0.5遅い上がり34.5では勝てるはずもない。

 

鞍上武豊は「こなせると思ったが距離が長いか?」とコメントしたそうだが、

個人的には「距離はこなせるが気性の成長が必須(ライトバックと同じ)」である。

 

なんだかんだで一応そこまで差がない6着には来ている。

 

逆を言うなら、気性が成長しないならいつまでたってもG1では足らない。

 

 

☆⑰タガノエルピーダは、16着。

初輸送がはっきりと裏目に出た。阪神しか使ってないツケが来た。

そしてそんな馬に騎乗したミルコは何も悪くないのだが、本当に運がない。

 

多分1,2を争う好スタートであったうえ、先行力のある馬らしくスムーズに

前につけ楽に3番手確保。前2頭が飛ばしていただけで、

同じような位置にいた⑱ランスオブクイーンが残っているように決して厳しい

ペースでもなかった。

最初少し行きたがっていたという程度で、折り合いを欠いていたわけでもない。

 

直線入り口まではランスオブクイーンの内少し後ろで粘っていたが、

そこから失速、16着タイム差1.8差大敗であった。

 

距離については判断できないが、何でも発汗がすごかったとか。

初輸送が敗因のひとつなのは間違いない。

後は距離といいたいところだが、血統にしても前走内容にしても

芝2400mがこなせないとは思えないので、

今回は初輸送とだけしておきたい。

 

気性が成長し、輸送がない関西圏のマイル~中距離で

人気落ちしているなら再度狙ってみたい。

 

 

他には特に触れるべき馬はいない。

もうほぼ牝馬クラシックでは上位以外の勝負付けは終わり。

後は夏の上がり馬を待つのみである。

 

今回、次走につながりそうな1頭は、上記の⑰タガノエルピータ​​​​​​を上げたい。

同上。

 

 

最後に、決着馬柱の頭文字は、

チェルヴィニア 馬名由来:マッターホルン山麓の集落の名より

ステレンボッシュ 馬名由来:南アフリカの都市名

ライトバック 馬名由来:母名の一部+後ろ

 

また地名つながりかYO!

3強+3着付けライトバック勝っておけってことかYO!

 

アスコリピチェーノ馬名由来:イタリアの都市名といい、

最近言いにくい覚えにくい名前多いなと思ったら

そういう意図ね……。

 

今回は、もうなんとなくヒモに挙げた馬が来ない気がしたので

まず馬券種を小さくしようとしたのですが、

複勝は不味いのと、ステレンボッシュは外せないので思い切っての

一点でした。1番人気の単勝1点なのである意味外れても悔いはない。

いや嘘です。出来れば当てたかった。

 

 

ルメール騎手、ドバイからどのどん底からのG1連続2着後、

ようやっとのG1制覇おめでとう!!

オメガギアスやらトウシンマカオやら地雷踏まされて騎手関係ないのにいろいろ言われたが、

やっと強い馬に巡り合えたね。

 

 

馬券結果:

単勝 7ステレンボッシュ 2000円

ハズレ!!

 

 

戦績:12戦1勝10敗1分け

収支:24000円→4110円

2024年購入したレース:→がないのは外れ、他はマイナスではないレース

 

フェブラリーステークス ◎オメガギネス14着

阪神大賞典 ◎テーオーロイヤル1着

高松宮記念→2110円馬連ボックスのみ的中 ◎なし ボックス紐☆3着抜け

大阪杯 ◎ローシャムパーク2着

桜花賞 ◎スウィープフィート4着 クイーンズウォーク8着

マイラーズカップ ◎ソウルラッシュ1着 コレペティトール8着

青葉賞 ◎ショウナンラプンタ2着 トロヴァトーレ11着

天皇賞(春) ◎ブローザホーン2着 サリエラ12着

NHKマイルカップ→200円ワイド1点のみ的中 ◎ジャンタルマンタル1着 アスコリピチェーノ2着

京王杯スプリングカップ ◎レッドモンレーヴ2着 リュミエールノワル5着

ヴィクトリアマイル ◎マスクトディーヴァ3着 ナミュール8着

優駿牝馬 ◎ステレンボッシュ2着

 

もう複のほうがいいんだろうか?ああ?