「毎年自分の誕生日ってわすれちゃうんだよね」って
早めにあげたプレゼントを見ながら彼は言う

深夜12時を過ぎて誕生日当日
いつもなら早々にベッドにはいるのに
今日はお茶を飲んだり、携帯をいじってみたり


ふと目が合うと
「何か言うことない?」と戯れついてきた
ようやく私に追いついた歳を自慢げに



翌日、会社の人にもらったという図書カード
封筒を開けると悪戯っぽく笑うしば犬のイラスト
昨日の自慢げな顔が彼によく似たしば犬