今年になって初めて母親と会ってきました
母親は実家の他、某都市にマンションを借りており、実家とそのマンションを新幹線で行き来しております
実家は田舎だけど、マンションは都市レベルの街の駅前にあるので、めちゃくちゃ便利な模様。
バス、徒歩、電車とタクシーで割と都会ライフを楽しんでるみたいです
私が結婚して家を出てから、気落ちしたのもあるのか体力が激減&体調が急激に悪化した母(元々は私より体力モリモリだった)。
刺激ある都会でのプチライフで気を紛らわせたり、自分の足で歩くことで心身共にバランスを保っているようです。
母がここまで弱ったのも、私が無理に結婚して家を出たのが悪かったのかな……と思う反面、結婚は私の意思なんだからこれで良かったと思う時もあり。
この辺の事情も後々書いていきます
それはさておき、会うなり母から渡された誕生日プレゼント
なんかでかい箱が出てきた……と思ったら
まさかのCHANEL
なんでも日本とハワイ限定モデルらしい。
バリバリにアジア人ターゲットw
実は私も母もJ12が好きで、お互い既に持ってるんですが、母は私にこのモデルをプレゼントしたくてブランドリユースショップを探し回ってくれたらしい……(これができる都会マジ最強)
そう言えば1本目のJ12も、母親に中古をねだって誕生日に買ってもらったんだった。
母にはお金は自分のために使ってほしいのもあり「めちゃめちゃ嬉しいけど、私にこんなにお金を使ってくれなくても良かったのに。気持ちだけでも良かったよ」とは言ったけど
「これは絶対にMOANAにあげたかった」
「これは売らないでね、持っていて」
と言われて、受け取ることに(もらう気満々ではあったけど…)
こう考えると、とことん恵まれてるね、私。
環境や人には恵まれてるけど、私自身は何か持っているか?と聞かれたら、正直言うと何も持ってない
恵まれすぎてぼや~っと生きてきた。
そりゃこれまでの人生で悩んできたこと、乗り越えてきたことはたくさんあるけど「私の強みはこれ!」と言えるような確固たるものはなく。
母のようにぽーんと高級時計をプレゼントできるような経済力や、その経済力を生み出した賢さや行動力もなく
プレゼントを受け取りながら、頭の片隅でそんなことを悶々と考えてしまう。
突然「吾とは」と考えだしたら止まらなくなるアラフォー
とは言え、限られた体力でこの時計を探し回ってくれた母の気持ちには感謝。
ずっと大事に使おうと思います
その後は母とカフェに行ったり、食べ歩きをしたり、夜まで過ごしました。
都会は足回りも便利だし、遅くまで遊べていいね~
で、夕飯を食べながら「老後の実家をどうするか問題」をチラっと話したり。
母はもうデカい家は管理に困るから、近所に住む叔父買ってもらって、自分は賃貸か老人ホームに入りたいらしい。
でも実家を売却してもそのお金は、父が経営する会社に入ってしまうかも……という心配があるらしく、今後色々調べる必要がありそう。
こうやって迫った話をすると、一人っ子で嫁に行った自分は少し軽率だったんじゃないか……とも思ったり。
母に嫌な顔されながら貫いた結婚も、たった3年で離婚話が持ち上がる始末(今は夫婦仲もほぼ正常だけど)
私の見通しが甘かったのは間違いない、でもここからどうやって修正していく?
かといって、結婚せずにあのまま実家にいたら私はノイローゼになっていただろうし(独身時代、母と色々あった)
結婚自体は間違ってなかったはず。
ともかくとして、少なくとも離婚でもしない限り、私がもう地元に帰ることはない。
となると、実家はいずれ処分しなきゃいけなくなる。
今、夫と住んでいる街が私に住みやすいかと言えば「そうとは言えない」んだけど、どこに住めば解決!という問題でもない。
うーん……頭が痛い(思考放棄)
実家問題はしばらく続くであろう……(予言)
親の老後は子としても心配。
今は自分の時間と気力のある限り、なるべく母と会うようにしてあげよう、という気持ちです。
それが私にできる唯一の親孝行かなと思います。