強敵、再来。
試験週間で当分行っていなかった塾。 今日は久々の出勤である。
ハイジ (今週一回も出勤してないからな・・・
『せんせぇ久し振り~~♪』的な歓迎の一つでもあるんじゃないかな(*´∇`*))
なんて淡い期待を抱きながら塾のドアを開く。
バタン。
あやめ 『せんせーおひさぁ~~♪』
アンタなんでいんのー∑( ̄☐ ̄;)!?
ハイジ 『お前・・・何してんの・・・?』
あやめ 『ハイジに宿題教えてもらいに来た。 ・・・国語。』
ハイジ 『数学じゃねぇのかよΣ(~∀~||;)!! 俺を何の先生だと思ってんだ( ̄Д ̄;)』
私立専願で合格した生徒には、高校から宿題が出されるのである。
合格者が入学まで全く勉強しないで遊び呆けるという可能性を考慮してのことだろう。
あやめ 『ハイジ。』
ハイジ 『・・・・先生。』
あやめ 『ハイジ ・・・先生。』
ハイジ 『( ´_ゝ`) ・・・何だよ?』
あやめ 『ココ教えてー。 ・・・古文。』
ハイジ 『数学やれや∑( ̄皿 ̄;;』
かくしてあやめの国語の宿題を教えてやるハメに・・・。
・・・ってかあやめが「分からん分からん」を連呼するので結局俺がやってたようなもんだ(;-_-)
ハイジ 『・・・でこっちは訓読みだから、答えは(エ)だな。 分かってんのか??』
あやめ 『おぉーおぉー。 高校生の問題が解けよる解けよる。』
俺は大学生じゃ(`Д´)!!
あやめ 『もう少しでハイジがウチの頭脳を超えそうやけんドキドキしてしまう~。』
ハイジ 『そのドキドキ感は完全に無駄だな・・・。』
その後何故か今日スーパーでレジに並んでておばちゃんに先こされてキレそうになった話をし始めたあやめ。
ハイジ 『んなことでいちいちキレんなよ・・・。』
あやめ 『ウチ前にビデオ屋でエロビデオコーナーに入って行くオヤジに意味不明にキレられたことあるけん!
「ジロジロ見んなっ!!」 って。』
ハイジ 『ジロジロ見てんじゃねぇよ∑( ̄Д ̄;)』
あやめ 『やけん「お前が入るけんやろがハゲがっ!!」って言ってやった。』
ハイジ 『お前申し訳ないことしたとか思わないのかよ・・・。』
あやめ 『あー、後から思ったね。少し。 実際髪の毛結構あったし。』
ハイジ 『そこじゃねぇよ∑( ̄☐ ̄;)!!』
あやめ 『あ、迎え呼ぶけん電話貸して?』
ハイジ 『・・・・そこにあるの使い。』
あやめ 『・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・出ん・・・・・。
・・・・出た! 迎え来て!! ガチャ!』
ハイジ 『早ッ(°Д°;!!』
こうしてあやめは疾風のごとく去って行ったのである・・・。
その後続々と生徒たちが塾へ到着。
有里香 『うわっハイジや~~!』
律子 『ホントや! ハイジが来と~~。』
こいつら敬語ってもんをしらねぇのか・・・orz
律子 『ハイジ先生最低やねっ!!』
ハイジ 『久し振りに会って最低とか言うなや(=_=; 何でよ???』
律子 『今月塾の水道代2万いったらしいよ! 先月5000円なのに。 ハイジ先生が塾で頭洗うけん!!』
ハイジ 『は??? 俺塾で頭洗ったこととか一度もねぇよ・・・。 誰が言ったんだよそんなこと?』
律子 『〇〇先生(塾長)』
あのオッサン何意味不明なこと言ってんだよ・・・。
武史 『こんにちわー。』
ハイジ 『はいこんにちはー。』
武史 『あ!! ハイジ先生! マジ最悪やろ!?』
こいつら久々に会って最低だの最悪だの言いやがって・・・( ̄Д ̄;)
ハイジ 『俺の何が最悪なんだよ!??』
武史 『何で俺の席の場所あんなとこなん?? あんな場所にするとかひどいし!』
ハイジ 『??? お前の席どこなんだよ? まだ新しい座席知らんわ。
・・・ってか新しい座席決めたん俺じゃねぇし!! ありっぺ先生ぞ!?』
武史 『え、でもありっぺ先生が昨日、
「新しい座席の配置は全部ハイジ先生が独断と偏見で決めた」って言いよったよ。』
何堂々と嘘言ってんのあの人・・・(゜Д゜;≡゜Д゜;)!!
ブルルルッ ブルルルッ
マナーモードにした携帯が震える。 メールの着信だ。
開いてみると卒塾生から。
『今まで本当にお疲れ様
妹が昨日塾で聞いたって言ってたけど、昨日までで塾辞めたっちゃろ
』
全然続けてますけどー( ´_ゝ`)
昨日塾で聞いた??
いったい俺のいない間に塾で何があったんだよ・・・・・・・orz
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