お前の存在がニュースだ。
ハイジ 『…お前さ、今みんな何してんのか知ってる?』
もん吉 『・・・グラフ書きよる。』
ハイジ 『おう、そうだ。 分かってんじゃないか。 ・・・でお前は何を書いてんだ?ん?』
もん吉 『・・・スーパー戦士ファイター。』
ハイジ 『戦士とファイターは一緒じゃねぇか( ̄д ̄;)
・・・ご丁寧に定規まで使って書きやがって( ´_ゝ`)』
一次関数の授業。 他の生徒がグラフを書いている中、一人だけもん吉はプリントを裏返しにして落書きをしているのだ。
確かに足し算引き算すらちょいちょい間違えるもん吉に一次関数は高度すぎるのは分かっているが・・・
ハイジ 『俺の目の前で堂々と落書きすんなよ( `Д´)!!』
・・・1年生の時から数学に挫折しているもん吉。 今後難易度が上がっていくにつれ、落書きのレベルも上達するのだろうか( ´_ゝ`)
・・・何とか授業も終了し、俺が明日の3年生の授業用のプリントを作っていると、
もん吉 『おい、ハイジっ!』
ハイジ 『・・・・・・・・・・(シカト)』
もん吉 『先生! ハイジ先生ッ!!』
ハイジ 『…何?』
もん吉 『「ネッチュウショウ」の「ショウ」ってどう書くと?』
ハイジ 『熱中症の「症」? えっと「やまいだれ」に正しい・・・ って言ってもわかんねぇか。 こういう字だよ。』
俺がプリントに「症」と書いてやると、
もん吉 『分かった。 ご苦労さん。』
ハイジ 『・・・(;一_一)』
もん吉はどうやら作文を書いているようだった。
・・・そして1時間後。
もん吉 『終わったーーーー!! じゃ、俺帰る。』
ハイジ 『いいけど、宿題はチェックしてもらったんだろうな?』
もん吉 『もちろんろん☆』
ハイジ 『そうか、じゃあ帰っていいぞ。』
もん吉 『さいならーー。』
ハイジ 『はい、さようなら。 気をつけて帰れよ。』
2Aの名簿を見てみると・・・
ハイジ 『えっと・・・もん吉の宿題は・・・
・・・チェックされてねぇし(=_=; あのサル野郎嘘つきやがった・・・』
仕方ないのでもん吉が提出していった作文を読むことに。
うちの塾では毎月作文を書かせることになっているが、今月のテーマは、
「最近のニュースで自分が最も関心のあることを書き、それについての意見を書け」
というものだった。
そしてもん吉の書いた作文のタイトルが「熱中症」だったのである。
・・・ちなみにもん吉の書いたタイトルの熱中症の「症」の字の「正」の部分は四画目で止まっていた。
これでは「正」の字とは呼べない( ´_ゝ`)
生徒たちが作文を書く上で一番戸惑うのが書きだしだが、もん吉の作文の書きだしは、
僕は、最近ニュースを見て、思ったことは、
熱中症のニュースを見ました。
わずか2行目にして意味わかんねぇ∑( ̄□ ̄;)!!
その後彼は熱中症の危険性について訴えはじめた。
僕は、熱中病は、たくさん水分をとらないと、
頭がおかしく、くらくらになり、ぶったおれる危険があります。
だから、水分が必要思いました。
・・・この行を境に、彼は熱中症を熱中「病」と間違えて書き始め、最後までそれを貫き通した。
読めば分かると思うが、文字数を稼ごうと無理に「、」を入れまくっている彼の涙ぐましい努力が見てとれる。
・・・最後の1行だけ、最近日本に来たばかりの中国からの留学生みたいになってるのが気にかかるが( ´_ゝ`)
でも、なんであついのでしょうか?
地球暖んだんかのせいだと思います。
・・・おそらく「温暖化」と書きたかったのだろう。 温の字を暖と間違えたばかりか、「ん」までつけてしまった(=_=;
いま、マイバックとかいろんな地球おんだんかたいさくをするものがあります。
僕も、できることをやって行きたいです。
2回目の「温暖化」はめんどくさいのでひらがなで書く方向でヽ(゚∀゚)ノ
・・・やばいぜ、もん吉。
これじゃ、「最近日本に来た方が書きました」って言われても
