前時に,公倍数,最小公倍数を見つける学習をしました。この日は,それらを使った応用問題に取り組みます。問題は,長方形をしきつめて,正方形を作る問題です。この問題は,算数学習の問題のための問題です。現実の中でこのようなことはあり得ませんし,文章だけで問題を説明されても意味が分からない児童がたくさんいるでしょう。したがって,実際に長方形をしきつめて考えさせます。
 A~Kまでの封筒に,いろんな長方形が入っています。これらを実際にしきつめて,正方形を作ります。最初にAの長方形を使って例示し,そのあとは班ごとに調べていきます。結果が分かれば他の班のものと交換して,次々と正方形を作っていきます。
 たくさんありますが,10分くらいで全ての班が調べ終えました。結果を黒板にかいてもらった後,もともと封筒に入っていた長方形の,縦と横の長さを示します。そうすると,見えてくるものがあります。それは,「最小公倍数」です。長方形の縦と横の長さの最小公倍数が正方形の1辺の長さになっていることが帰納的に見えてきます。
 そこで,その理由を押さえます。1辺が6㎝と9センチの長方形で例示します。縦の長さは「6,12,18…」と長くなります。横の長さは「9,18,27…」です。両方の長さがそろったのが正方形ですが,この時の見つけ方が前時の「2つの倍数を書き出す」方法そのものになっています。そのために最小公倍数に数になるのです。
 ここからは,最小公倍数を使った別問題を,小黒板で示します。バスの発車の問題でこれもよくある問題です。この問題も最小公倍数を考えることになっています。
 そのあとは,教科書の練習題,もっと練習をして終了しました。

 

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