小数のわり算単元の最後の時間は,なぜか「計算の関係」を学習します。小数に関して「四則演算」が完成したのでここに位置付けられているのでしょう。まず最初に,
「お話に合う式をつくろう。」
と板書します。これだけでは意味は分かりません。そこで最初の「お話」を見せます。
「たけしさんは□円持っています。おばあちゃんから400円もらったので,1200円になりました。」
とあります。これを見て式を作らせます。
 ほとんどの児童は「1200-400」としています。その中に数人が,「□+400=1200」がいるので両方を取り上げ,
「この文章を読んで,足し算の文章だと思いましたか。引き算の文章だと思いましたか。」
とたずねます。両方がいます。そこでそれぞれの根拠となる「言葉」を聞きました。たし算の方は「もらった」という言葉が根拠になっています。一方,引き算を表す言葉はどこにも見当たりません。ということは,この話を表す式はたし算だということが分かりました。
 では,1200-400は何だったのかをたずねると,「答えを出すための式」ということになります。そこでこの2つを区別していきました。これと同じ展開を,引き算・かけ算・わり算でも進めていきました。
 そのあとは,これの応用として,「ある数」を求めていく問題に転換しました。これも「お話」になっていて,四則演算に分かれます。□を使って式を作り,求めていく中で,
「先生,逆になっている。」
という言葉ができました。お話の式と答えを求める式の演算が,加減と乗除になっているのです。それを言葉でまとめていきます。
 そのあとは,教科書2ページ分が丸々練習問題になります。それを全部やったところで終了です。これで単元終わりです。

 

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