前時の最後のめあてとして「あまりの小数点はどうなっているのだろう。」ということが課題として残っていました。この日はそれを明らかにしていきます。
そのために,筆算の手順を,線分図などをもとにして分析していきます。筆算そのものを,小数点を移動させずに,そのままやっていきます。そうすると,最初に「10」が分かります。0.4mを10個とると,4mになるのでそれを引きます。すると1mになります。この1mを0.4mずつ取っていくと,2本とれます。これで合計12本になりました。そしてあまりは0.2mになります。
この筆算を眺め直すと,結局筆算の部分積やその差の意味が見えてきます。そうして,あまりは元の小数点のままそろっていることが明らかになりました。
小数点の考え方が分かったところで,筆算の手順を再確認していきます。最初に小数点を移動させてから,商を立てます。一の位まで商を立てたらそこで終了になります。本数を求める問題なので,一の位より下には意味がないことを確認します。これで商が立ち,残ったものがあまりですが,もとの小数点にそろえると「0.2」になります。これで余りがある場合の筆算形式が一般化できました。
一般化できたので,ここからはそのほかの「型」で筆算を確認していきます。「0をつけ足すもの」「余りの最後を下ろしてから小数点をつけるもの」「十の位にも商があるもの」など,型に分けて確認します。
それができれば,あとは習熟です。小黒板問題と教科書の練習題です。その学習の中で「確かめ算」についても押さえておきます。これで小数のわり算は全ての型が既習となりました。