前時に小数のかけ算筆算を学習したので,その復習から入ります。3問出題して,代表児童に筆算を書いてもらいました。そのうちの一人が計算を間違っていたので訂正しました。間違った時は,一からやり直すのではなく,どこが間違っていたのかを見つけ,その部分だけを直します。これができるところが「筆算の教育的意義」です。(算数的意義,ではない。)
「今日は,昨日より難しい問題をします。この4問です。」
と言いながら見せました。しかし一見すると,昨日までと特に違う点は見られません。そこで,
「じゃあ,とりあえずやってみようか。」
と言って取り組ませました。
 全体での話し合いは,小数点がないものとして計算して,小数点を考えていくところからスタートです。小数点をうつと,一番下の位に「0」がつきました。このような場合は,今まで「0を消す」ということをしてきました。逆に,小数点が数字の左側に来ることもありました。そうすると,そのままでは大きさが分からないので「0をつけ足す」必要が出てきました。このような所が必要になってくるところが,整数のかけ算との違いです。
 小黒板問題で練習した後は,かける数が「3桁」になるものも出題です。計算が大変ですが,処理自体は今までの学習通りです。空位の0がある場合の計算処理は省略型を見せて,できるだけこちらでするよう促します。
 さらに小黒板問題で練習です。答えは,短冊黒板にかいて,自分で丸をつけます。その中にわざと「答えが間違っている」ものを作りました。子どもたちからちゃんと指摘が出ました。どうしてまちがっているのに気づいたのかをたずねると,小数点の打ち方が違う,などと言う言葉が出てくるのですが,「見積りを使った説明」を指導します。答えが明らかに大きくなりすぎています。
 その説明を見せてから,『ノートにしゃべろう』のお題として,小さくなる練習題を出しました。8割の児童は説明できますが,やはり十分でない児童もいました。

 

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