怒涛の3日連続研修の2本目は,前日とは別の県・附属小学校で5年生の「割合」です。一通りのことは学習済みで,学習した「割合・グラフ」などを使って,自分たちの学校のことについてアンケートを取りそれを分析しようとする授業でした。
 具体的には,左のようなことについて,1年生から6年生までにアンケートを取り,その結果をグラフにするところまでは終わっていました。この日はそのグラフを見ながら,グループで協力して,分析をしていく活動でした。
 子どもたちは,最初の10分くらいで個人分析を進め,そのあとグルーブで話し合って,全体に紹介したい1つの分析を黒板に示していきました。
 その中には,背景を考えている分析やいくつかの結果を比較してのものがいくつも見られました。
 好きな色は個人でいろいろあるのでしょうが, それがそのままランドセルの色にはつながらないことが分かりました。その理由として,小さいころに親の意見で決まっているのではないかという分析がなされていました。
  また,「自分たちはあまり本を読んでいない。」と思っていた子どもたちですが,意外に5年生はよく読んでいるという結果でした。その要因として,隣のクラスがよく読んでいるという話になり,自分たちのクラスは担任の影響で,あまり読んでいない,というところまで飛躍していきました。
 さらに,一番多くけがをしているのは「ずっこけランド」だと思っていたのに,とても少ない結果に対して,アンケートの項目に入れてなかったので,運動場に入れられたのではないかという話になりました。こうなると,アンケートの取り直しなど,2サイクル目に入るきっかけになります。
 以上,とてもよい分析になっていたのですが,いつも感じてしまう
「算数の授業なのだろうか。」
ということを考えていました。今回,8つのグルーブでしたが,1グループだけが「帯グラフ」を使い,後はみんな「円グラフ」でした。「帯グラフ」の班は,「睡眠時間」を調べていました。1年生の頃は長かった「時間」が学年が進むにつれて短くなっていく様子が,縦に並べた「帯グラフ」でよく読み取れました。そのような「帯グラフのよさ」などに言及する活動があれば,何の問題もなく「算数の授業」として胸が張れるのだと感じました。
 とてもはっきりと意見の言える素晴らしい子どもたちでした。去年も素晴らしい授業を見せていただいた,授業者の先生に感謝したいと思います。

 

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