前時の最後に,三角形の作図方法について簡単に触れてありました。この日は,その方法を本格的に練習する時間です。使う道具として「コンパス」と「定規」に限定し,「作図」という言葉を教えてから習熟に入ります。
 右のようなサンプルで,作図をやってみます。ノートには升目があって邪魔になるので,白紙の紙をわたして作図させます。最初なので,苦労している人もたくさんいます。手順が理解できずに困っている人。コンパスがうまく使えずに苦労している人。頂点は見つかったのですが,点と点を結ぶ直線が正しく引けない児童,など様々です。
 もう一度手順を確認した後,「作図に使った線は消さない」という基本的なルール(マナー?)を押さえておきます。
 ここからは徹底練習です。出題パターンとして,モデルを見せて作図させるものから,文章によって表現されたものなどを提示して,しっかり練習させていきます。できた児童同士の「なかま学習」では,紙を重ねて透かして見て,重なるかどうかで確かめさせます。
 ここまでに使った紙はノートに貼らせます。さらに追加の教科書問題は,ノートに直接作図させます。このようにメリハリを付けて練習します。
 最後に,コンパスを片づけさせ,折り紙と定規とはさみで二等辺三角形を作らせました。折り紙を半分に折り,折目のところに直線をかいて切り離し,ひろげると二等辺三角形になっています。もともとくっついていたところが2つに分かれるので,同じ長さになっています。できた形はノートに貼らせます。
 この活動をすると,必ずバラバラの方を切ってしまい,2つに分かれてしまう児童が出ます。それを注意するのではなく,
「その2つをうまく組み合わせて貼ると,二等辺三角形になるよ。」
と言ってやると,考えながら貼り合わせ,二等辺三角形にしています。三角定規での活動の前振りになっています。

 

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