教科書にある「プログラミング」のページを授業します。教科書では,忍者が「分身の術」を使って人数を増やしていく問題になっていますが,それだけではイメージがわかないので,タブレットを出す前に,一般的な問題でイメージを作ります。
 祖父母の家に遊びに行った時に,お菓子をもらうという設定です。この時,おじいちゃんとおばあちゃんで,お菓子のくれ方が異なります。おじいちゃんは,初日に10個くれて,翌日からは2個ずつくれます。一方のおばあちゃんは,初日は3個ですが,翌日からは前日の2倍になるようにくれます。この条件でどちらからもらいたいか尋ねると,
「何日いるかで変わってくる。」
というのです。確かにその通りなので,それを調べて表を作るところまで全体で進めました。
 ここから,この時の個数を「プログラミング」をして見つけていくことにします。教科書のコードを読み取って「スクラッチ」を立ち上げます。基本的なプログラムについては,動画などで確認します。おじいちゃん(青忍者)の個数を求めるプログラミングは全体で確かめておきます。「繰り返し」がプログラムの特徴です。
 このプログラムの一部を変更して,おばあちゃん(赤忍者)の求め方のプログラミングを考えます。「2個増える」を「2倍にする」に変えるだけでできることが分かりました。
 そのあとは,個々に違う忍者を設定していろんな数字でプログラミングをして楽しみました。正直,数学的にはあまり価値がないかなあ,と感じて今いました。もう一工夫して,数学的に楽しめる内容が必要でしょう

 

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