前時に「角」を開いていく形としてとらえることになりました。前日に使った4つの角を小さい順に並べると,開いていく様子が何となくイメージできます。それを受けて,
「開いていく角について考えよう。」
とめあてを立てます。
 ここで新しく6つの角をちぎります。その6つを,先の4つの間に入れていく活動を行います。見た目なので,微妙なものも出てきますが,子どもたちのイメージで並べていきました。
 こうして,角にも大きさがあることが分かりました。そのことを「角度」ということを指導します。角度以外に大きさのあるものをたずねると,長さや重さが出てきました。それらには,単位やそれを測定するための道具があることを知っています。なので今度の角度にも同様に「単位」と「測定器」があります。1°(度)と「分度器」です。それを指導します。
 「分度器」は,全円文字なし分度器」です。これの使い方を,モニターで説明します。1度から始まり,100度までのいくつかの角を見せて,その意味とそれを測った時に,分度器にどのように表れてくるかを見せて,測定方法のイメージをもたせたところで終了です。本格的な練習は次の時間からです。

 

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