学習するべき面積公式はすべて終了しました。この日はそれらを使って「一般四角形」や「五角形」などの面積を求めていきます。最初は基本的な四角形です。図形はドットの中に描かれたものを利用します。
 対角線を1本引いて2つの三角形に分けると求められます。これが基本の考え方なので確実に押さえます。既習図形に分けて考えればいいことも一般化しておきます。
 ここから五角形に進めますが,できるだけ多様な解決ができる特殊な形にしています。五角形なので三角形3つに分けることができるのですが,それ以外に,2つの三角形と「台形」に分けられるようになっています。両方とも既習図形であることを確認し,面積が同じになることを確かめました。
 さらに「平行四辺形」や「ひし形」に分割できる五角形を使って求めていきます。これらは特殊な形で,三角形3つに分けることもできるのですが,組み合わせて2つの図形に分けられ,手際よく求められることを経験してもらいました。
 教科書の練習題は,基本的に三角形に分割し,自分で高さや底辺をはかって求める問題になっています。この日は面積というよりは図形の見方が大切になってきます。一人ひとりの得手不得手が大きく関係しています。

 

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