百分率を使って「3つの用法」の問題が解けるようになる習熟の時間です。このような学習の場合,必ず「タイプの異なる問題を混在させる」ように出題します。具体的には,3つの用法をランダムに並べた「3問ずつ」トリオにして提示し,解決させることです。
 最初の小黒板問題は,私の自作です。この後教科書使って練習をするので,教科書の素材と用法を入れ替えた問題にしています。「定員の問題」は教科書では「第1用法」で出題されているので,小黒板問題では「第2用法」にしています。
 文章題なので「拠り所となる文章」に着目させます。「~の〇倍」という表現は,「~が1」でなければそのあとの〇倍が設定できません。これが「もとにする量」になることを意識させます。3問全問正解は,1/3強。やっぱり難しいようです。
 教科書の問題は,ヒントとして「関係図」が教科書に載っています。そのため多くの児童が正解でした。そのように「関係図」さえしっかりかければ解決できることを経験させます。
 さらに「もっと練習」で練習します。最後には2段階の問題も入っているのでかなり苦労しています。基本問題はかなりできるようになってきました。
 最後に『ノートにしゃべろう』はお題です。新しい問題を出題し,それを解決した後に「感想」をかくようにしました。この問題は,次時に扱う「~%引き」の問題になっているので,2人を除いて間違っていました。その間違いを利用して,次の時間は展開されていきます。

 

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