10月末に,2日続けて出張がありました。一つ目は,市の「教育課程」を作る仕事です。来年度から新しい教科書が使われますので,それに合わせた「教育課程」のサンプルを市でまとめて作るのです。
 その日は,市役所に全ての教科から選ばれた方々が集結して,作成上の注意点ややり方を確認した後,各教科ごとに担当を決めて終了しました。算数は6名の教諭と1人の教頭先生が来られていて,1人1学年ずつ担当し,できあがれば教頭先生の方に送ってとりまとめていただきます。
 教育課程は本来,各学校で作られますが,「教科」に関しては教科書がしっかりありますので,それに合わせて各教科ごとに市教委からの「委嘱」を受けて発行しているのです。私はこの仕事を若い頃から合わせるともう6回ほどやってきました。もう最後になるかもしれません。
 翌日は,算数部会の事務方代表として,「小教研全体」の運営委員会に参加してきました。秋の研究大会のことが確認されました。私は自分の学校で他教科の研究大会をするので算数には参加できないので,少しさみしい思いがしました。
 さらに12月の「文化講演会」の運営の話もありました。寒い時期に「駐車場」の仕事をするのは大変なことですが,この年になってもがんばらなければなりません。こちらも今年で最後にしたいと思っているところです。
 秋の研究会シーズン,各学校では忙しく実践が進められています。その裏で「事務局」と言われる人々にとっても大変忙しい時期なのです。「事務局の秋」です。

 

 

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