

と「めあて」を示し,問題文を板書・視写しました。4つのチームで総当たりをする「組み合わせ」から入っています。私はこれまで「順列」から入っていたのですが,今回は教科書通り(啓林館)の順にやることにしました。4チームはプロ野球のチーム名です。(ヤクルトスワローズが昔ヤクルトアトムズと言っていたのなどほとんどの人が知らないんでしょうね。)自力解決は3分ほど。これでほとんどの人が何らかの形で解決できています。

「先生が読み上げるので,どことどこの対戦なのかを手で示してください。」
と,ここでも手の動きを見せていきます。
二人目は,順序よく調べていますが,チーム名は全部書き上げています。これも一人の児童に操作させ,
「手の動きはどこが違っていたかな。」
と尋ねることで,「ポンポン」が使われていたことを確認します。取り上げた2人のものから,
「頭文字を使う。」「ノートに書くときもポンポンしよう。」
というこの時間に大切な2つのことをまとめることができました。

「ポンポンすることの意味は,一つを決めて調べていくこと。」
という洗練された表現に高めていきました。
こうして「一つを固定して考える」という「大切なこと」が「手の動き」「ポンポンという言葉の響き」を伴ってイメージできたのではないかと考えています。