裏テストに「七角形の内角の和」を説明する問題を入れておきました。使えるのは「三角形の内角のが180°」と「四角形の内角の和が360°」に限定しています。
イメージ 1 三角形を使うのは左の2種類です。角形5つに分ける方法はシンプルで最も多かった説明です。一方,内部に点を取って三角形7つにして360°を引くという考えは,ほんの少ししかいませんでした。この段階では,全ての多角形,という意識はありませんので仕方ないいのかもしれません。
イメージ 2 四角形を使う方法は意外にもたくさんいました。計算が楽になる,という意識があるのかもしれません。
 三角形の内角の和が180°であることを利用して,多角形の内角の和を説明する活動,というのは,学習指導要領の「算数的活動」の典型例です。授業中は「話し言葉」で説明することが多くなりますが,改めて別場面で「書き言葉」で説明させるのは,算数的活動とは言えないかもしれませんが,書くことの「練習」としてはいいのでしょう。
 ただし,この場合「相手意識」が希薄になっています。せいぜい,これを読む先生,ということになるのでしょうか。 
 
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