先週の土曜日に,今年度最後の「算数を学ぶ会」が行われました。今回も常連の方9名が参加してくださいました。
最初に話題になったのは,4年生の「変わり方」で,記号の式から逆算で値を求めるのができないのでどうすればよいか,ということでした。テーブル問題[]の場面のようです。このような逆算は,小学校ではほとんど扱われていません。表を延長していくことで求めるので十分だと思われます。
次に,1年生で「百までの数表」が,0から始まるものと1から始まるものがあるが,どう違うのかが話題になりました。0から始まると9までが一列,1から始まると10までが一列になります。1年では,まず1学期に10までの数を学習し,その合成・分解が学ばれます。10というのは,その先を知っている大人にとっては「二桁」という別分類になるでしょうが,10までしか学習していない子どもにとっては,「10という形」で表された「同じ数」という認識になるでしょう。だから,教科書でもこれらが一列に並ぶ「1から始まる数表」が多くなっているのかもしれません。
その他,5年生の「割合」の学習の定着が悪い,という話題になりました。割合は,小学校での最難関教材です。難しいのは当然ですが,その話の中で,
「もとにする量,比べる量,などというのは,中学校へ行くと関係ない,というのを中学校の先生に言われた。」
という話が出てきました。私はその言葉の意味がよく分かります。小学校の一部では,これらの言葉に当てはまる数値を見つけ,公式に当てはめることだけを考えた学習があるようです。しかし,中学校で必要になってくる「割合の考え」はそんな者ではありません。
「線分ABを3:2に内分する点Pがあるとき…」
を考えるような場面で,「ABの長さをaとすると,AP=3/5a PB=2/5a」とか,「AP=aとすると,PB=2/3a AB=5/3a」などと,自由に使いこなさなければならないからです。こんな場面で,いちいち「もとにする量は…」などと考えていたのでは太刀打ちできないでしょう。自分自身の「意志」で,元にする量は決めなければならないのです。
その他,県の研究主題を読み合う中で,「自力解決」の意義や限界などの話もできました。この時期になると,研究授業や研究発表の当たっている先生はいないので,「ネタ」がないことが多いのですが,いつも「日常の実践」の中から,その悩みを共有していき,豊かな話し合いができました。来年度もこのような有意義な時間が取れるようがんばっていきたいと思います。
最初に話題になったのは,4年生の「変わり方」で,記号の式から逆算で値を求めるのができないのでどうすればよいか,ということでした。テーブル問題[]の場面のようです。このような逆算は,小学校ではほとんど扱われていません。表を延長していくことで求めるので十分だと思われます。
次に,1年生で「百までの数表」が,0から始まるものと1から始まるものがあるが,どう違うのかが話題になりました。0から始まると9までが一列,1から始まると10までが一列になります。1年では,まず1学期に10までの数を学習し,その合成・分解が学ばれます。10というのは,その先を知っている大人にとっては「二桁」という別分類になるでしょうが,10までしか学習していない子どもにとっては,「10という形」で表された「同じ数」という認識になるでしょう。だから,教科書でもこれらが一列に並ぶ「1から始まる数表」が多くなっているのかもしれません。
その他,5年生の「割合」の学習の定着が悪い,という話題になりました。割合は,小学校での最難関教材です。難しいのは当然ですが,その話の中で,
「もとにする量,比べる量,などというのは,中学校へ行くと関係ない,というのを中学校の先生に言われた。」
という話が出てきました。私はその言葉の意味がよく分かります。小学校の一部では,これらの言葉に当てはまる数値を見つけ,公式に当てはめることだけを考えた学習があるようです。しかし,中学校で必要になってくる「割合の考え」はそんな者ではありません。
「線分ABを3:2に内分する点Pがあるとき…」を考えるような場面で,「ABの長さをaとすると,AP=3/5a PB=2/5a」とか,「AP=aとすると,PB=2/3a AB=5/3a」などと,自由に使いこなさなければならないからです。こんな場面で,いちいち「もとにする量は…」などと考えていたのでは太刀打ちできないでしょう。自分自身の「意志」で,元にする量は決めなければならないのです。
その他,県の研究主題を読み合う中で,「自力解決」の意義や限界などの話もできました。この時期になると,研究授業や研究発表の当たっている先生はいないので,「ネタ」がないことが多いのですが,いつも「日常の実践」の中から,その悩みを共有していき,豊かな話し合いができました。来年度もこのような有意義な時間が取れるようがんばっていきたいと思います。
