「一桁で割る割り算」の単元に入ります。まずは「何十・何百何十÷一桁」です。
イメージ 1 「先生が問題を書くから,みんなはノートに視写しましょう。できれば先生より早く書き終わってね。」
と言いながら書きます。途中で,「肩が痛いなあ。」などと言いながらロスを作って,できるだけ子どもたちの方が先に終わるように配慮します。
 最初は□の中に「9」を入れて(一人の児童に言わせた),既習を確かめます。簡単な絵も描かせておきます。そうして,□の中を「60」にして考えさせます。絵も描かせます。
イメージ 2 ここで,経験に差が出ます。多くの児童が,たこ焼きの絵を60個かいています。しかし,昨年も担任していた児童の多くは,⑩などとまとまりを考えて表現しています。「何十×いくつ」の学習で経験済みだからです。
 一人の児童に板書させ,「十のまとまりを考える」ことの大切さを押さえておきます。このまとまりは,一般的に売られている「1パック」のイメージでとらえておけばよいでしょう。これを3人に分けることを絵にします。
イメージ 3 その後,絵で考えたことを「言葉」でまとめます。このまとめは,教師側で提示しながら伝えました。ここで表現の違い云々を話し合ってもあまり意味がないと考えました。
 「60÷3」をサンプルにして,「80÷4」を自分たちで「なぞって」表現させます。さらに「120÷4」に広げていきます。次に「900÷3」を考えることで,「類推」の考えができるようにしていきます。ただしこの段階では,こちらの思いである「百の束」とは類推せず,「10が90個で,10が(90÷3)」と考える者も数人います。もちろん認めながら正していきますが,子どもたちの「類推・適用」はそれほど簡単には進まないことを表していると思います。
イメージ 4 「ノートにしゃべろう」は,千の位の問題を出し,「類推」できるかどうか確かめました。ほとんどの児童ができていますが,まだ不十分な者も少しいます。積み重ねが必要です。