高知研修2本目は,6年生「場合の数」で「順列」について考える学習です。
題材は,ご自身の名字がひらがな3文字であることを利用し,その3文字を順序を変えて言葉を作っていくという展開でした。授業前の子どもたちとの掛け合いがおもしろく,しかもそれが授業に生きてくるという展開でとても興味深かく見せていただきました。
子どもたちは3つの仮名を組み合わせていろいろな言葉を作っていきます。しかし中には「意味不明」な言葉もできてしまいます。また同じ言葉でも「読み方」「発音」などで違う言葉に聞こえてしまうなど,おもしろい教材であるが故の「雑音」にも悩まされてしまう展開となってしまいました。
この教材のおもしろいところは,4文字に発展させるのはどのような教材でも同じですが,3文字のままで例えば「いしい」という名前なら「3通り」に減ってしまう点です。このようなことは子どもたちにとって「驚き」として受け入れられるでしょう。
教科書では,4つのものから2つを並べる展開が多いのですが,それでは数が大きすぎます。3つくらいからスタートするのは現実的にとても素晴らしいと思いました。平板な展開になりがちなこの場面の授業構成に大変参考になったように感じました。元気いっぱいの子どもたちと共に感謝したいと思います。

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子どもたちは3つの仮名を組み合わせていろいろな言葉を作っていきます。しかし中には「意味不明」な言葉もできてしまいます。また同じ言葉でも「読み方」「発音」などで違う言葉に聞こえてしまうなど,おもしろい教材であるが故の「雑音」にも悩まされてしまう展開となってしまいました。
この教材のおもしろいところは,4文字に発展させるのはどのような教材でも同じですが,3文字のままで例えば「いしい」という名前なら「3通り」に減ってしまう点です。このようなことは子どもたちにとって「驚き」として受け入れられるでしょう。
教科書では,4つのものから2つを並べる展開が多いのですが,それでは数が大きすぎます。3つくらいからスタートするのは現実的にとても素晴らしいと思いました。平板な展開になりがちなこの場面の授業構成に大変参考になったように感じました。元気いっぱいの子どもたちと共に感謝したいと思います。

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