イメージ 1 「十倍」の計算をします。「□円の卵を10個買うと,代金はいくらか。」という場面を設定し,考えていきます。最初は一個5円です。この計算は3年生進級当初に学習した既習事項です。考え方はいろいろありますので,復習しておきます。
イメージ 2 その後,かけられる数を変えて考えていきます。15×10の場面では,位ごとに分けて考えていく仕組みに触れておきます。
 10倍の計算自体はとても簡単です。しかし「筆算」を学習してしまうと途端に「形式処理」のイメージに負けてしまい,×10でも筆算をしてしまう子どもが出てきます。十進位取り記数法の原理が10倍で作られているから可能になる「0の処理」は,その都度確認しながら定着させたい技能と言えるでしょう。
イメージ 3 授業は,計算の仕組みをまとめた後,教科書の練習問題をし,自分たちで問題を作って解きあう活動をして終了しました。この内容で1時間,というのはさすがにゆとりを持たせすぎのように感じますが,大切な学習場面ということで,きっちり進めてみました。