イメージ 1 前時の「階段の問題」のに最後に,
「ピラミッド型にして同じことを調べるのもおもしろいよ。」
と言っておくと,何人かの児童が「自主勉」にまとめてきてくれました。シンプルな図をかくことで調べられるこの問題は,授業で学んだことを生かしながら進められるので,家庭における「発展学習」には最適です。左の児童は,少ない場合を調べ,その結果変化の様子を考えています。実はこの児童は,授業直後の休み時間からこの自主勉に取り組んでいたのです。
イメージ 2 右の児童は,5段まで実際の絵を描いて調べ,その後変化のきまりを見つけて10段まで表を完成させています。さらにその結果が本当に正しいかどうかを確かめるために,10段の図をかいて数えています。それにしてもこの表は,授業での私の板書そのものになっており,「よく覚えているもんだなあ。」と感心させられました。10段の絵を描くのは大変だったでしょうが,自分の予想が本当にあっているかを確かめる作業なので,わくわくしながら描き,数えたことが想像できます。
イメージ 3 自主勉の最後に「ノートにしゃべろう」のようなことを書いている児童もいました。この児童は「算数が好きになる」ためには,授業のおもしろさが必要であることを綴っています。まさに教師が心しなければならないことを書いてくれています。ちなみに12月のこの日,この児童は初めて「自主勉」をしてきました。
 以前にも綴ったようにhttp://blogs.yahoo.co.jp/tamusi22/37273179.html大したことではないのですが,「ちょっとおもしろそうだな。」と感じ「ちょっとやってみるか。」という,そんな小さな心の動きこそが「探究」だと思っていますので,このような子どもたちの姿は大変うれしいものです。
 そんな中,もっといろんな動きを見せてくれた児童もいました。(次回に)