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 昨日は公務での出張でした。県教委のセンターで「学力向上推進員研修」がありました。全国学力状況調査や県の学力調査の結果の分析があり,そのあと「国語」に絞って,学力調査問題を授業の中で扱っていく方法についての提案がありました。

 国語のことはよく分からないので,内容的なことは言えないのですが,高学年になると国語の時間が少なすぎると感じます。4年生くらいまでは何とかなるのですが,5,6年生では,教科書を進むのがやっとです。なのに新学習指導要領では,国語の時間が増えた,と言っていますが,低学年に増えたのであって,高学年は相変わらずの状態です。これなどは数字あわせの役人が作ったもので,現場の悩みが伝わっていないことの表れではないでしょうか。
 
 ともあれ,久しぶりに他教科・国語の話を聞いて少し新鮮みを感じたのも事実です。今日本校では,若い先生が国語の研究授業を行います。若いけれどよく勉強している人なのでとても楽しみにしています。国語と算数は,「基幹学力」と言われていて,この2つを上手に指導できる教師が「よい先生」と判断される時代が早く来てくれるとうれしいのですが。