計算ミスが9割減⁉
計算ミスをなくす毎日の3つの習慣
習慣1 自分のミスのパターンを知れ
あなたは計算ミスをしたら
今度気をつければいいやと考えてませんか?
実は計算ミスには人それぞれにくせがあって、
毎回毎回、同じようなミスを繰り返しているのです。
もし違うミスをしているというなら、
あなたはそれほどミスをするパターンが
多いということです。
でも逆に言ってしまえば、
このミスのパターンさえ押さえてしまうことで、
計算ミスを極限に減らせるのです。
では実際にどうすればいいのか?
まずは計算ミス分析ノートを作ってください。
そして、ミスをしたら
自分はどこをどのようにミスしたのか
記録しておきます。
それを何度も見返して、
次からは同じミスをしないように
意識してください。
たったこれだけのことを続けるだけで、
あなたがよくミスするパターンでの間違いは減ります。
あなたが間違いにくいパターンは基本大丈夫なので、
計算ミスが驚くほど減っていくのです。
あとは、これを毎日の習慣にしてください。
寝る前の5分でいいんです。
毎日の5分であなたの合否が決まります。
それでもあなたはやらないといいますか?
習慣2 見やすく書きなさい
数学の指導をしていてよく目立つのが、
途中式を乱雑に書く人です。
いったい何を計算しているのかもわからないし、
どこで間違えたのかもわからない。
きれいに行間をあけてかけといっても、
なかなか治さない人がいます。
しかし、多くの受験生を見てきた中で
やはり行間も空けず、乱雑に書いている人ほど
計算ミスで多くの失点をしています。
字が汚いのは仕方ありません。
ただ、分かりやすく書くことは重要です。
次の例を見てください。
Σ(1≦k≦10) 3×2^k=3×2^1+3×2^2+3×2^3+3×2^4+3×2^5
+3×2^6+3×2^7+3×2^8+3×2^9+3×2^10
Σ(1≦k≦10) 3×2^k=3×2^1+3×2^2+3×2^3+3×2^4+3×2^5
+3×2^6+3×2^7+3×2^8+3×2^9+3×2^10
どちらのほうが分かりやすいでしょうか?
これだけの計算でさえ断然上のほうがわかりやすいです。
もしこれがもっと複雑な計算になっていけば、
確実に下の書き方だと間違えます。
だから
計算するときは必ず少しでも行間はあけて
分かりやすく書きましょう。
ただし、計算スペースが少ないときは
行間はあまりあけなくてもいいですが、
工夫はしましょう。
それだけでもあなたの計算ミスは
格段に減ります。
習慣3 見直しをくせにしろ
最後の習慣として見直すくせをつけること。
人間どれだけ気をつけても
ミスはしてしまうものです。
だからこそ見直しが必要なのです。
しかし、
ただ見直しをしろと言っても、
時間もないし全部見直せないよ
そう思うと思うので、
見直しのコツを教えます。
見直しのコツ
自分が間違いやすいパターンのところを中心に
計算過程を追うことです。
ここで重要になるのが
先ほどもあった見やすく書くこと。
もしここで汚く書かれていたら見直すやる気も失せ、
まずは計算の解読から始めることになります。
だから必ずどこをどのように解いたのか
わかりやすく書きましょう。
これだけは必ず行ってください。
これだけであなたの偏差値は
気づけば急上昇しているでしょう。
以上、計算ミスの改善法についてでした。







