こんばんは。
マスラボ城南校です。


数学、英語をメインにしておりますが、
全教科指導を行っているマスラボ。
ということで、今回は国語について。

 

大阪公立高校入試の国語のC問題について

真上校の個別指導担当の先生が解いて感じたことを
代わりに今日は載せます。

 



解説というより、解き方や考え方、勉強の仕方、最終的には雑記になりますので、

ご了承ください。

 

大問1 論説文

ここ数年、大問1は日本の文化について扱った文章が割と出題されています。

今回も「借景」について。中学生にはわかりにくいものですが、問題集や塾のテキストでは日本の文化や

今回の「借景」を含む日本の建築などは頻出のテーマです。いろいろなテーマの文章を読んでおくと、

似たようなテーマはよく出題されますので、問題数をこなすことは意味があると思います。

とはいえ、この文章、冒頭から、借景庭園、奈良大和小泉、慈光院書院、松の木の切り通し、

茅葺き屋根、刈込垣などのイメージしにくい漢字の羅列が続くので、読みながらいちいちエネルギーを

そがれていきます。
ただ、それもC問題らしさでもあるように思うので、字面に負けずに

読み進めてください。

例えば、問2の記述問題も内容的には難しいですが、問題文の「必要」という言葉に

注目してを探していけば、該当箇所は割と簡単に見つかります。

あとはこの部分をまとめる。

内容が難しくても、分からなくてもヒントを使ってなんとか答えにたどりつく。しんどいですが、

普段から粘り強く問題を解くことが必要です。

 

大問2 古文

今回の古文は比較的読みやすいように思いますが、とはいえ古文が苦手な人も多く、

読み間違うと、全く違う話になっていたということが起こりやすいのも古文の特徴です。

まずは、問1で出題されている「誰が」に注目しながら読み進めることがポイントです。

あとは、現代語訳や注釈、問題文や選択肢のすべてをヒントにしながら、内容をすこしずつつかんでいきましょう。

 

大問3 漢字

漢字と今回は手紙などの最初と終わりにつける頭語と結語が出題されました。

合わせて10点以上の得点があります。漢字や言葉は何がでるかはまったくわかりませんが、

おろそかにすることなく早いうちから少しづつ勉強することが大切です。

 

大問4 科学者の随筆

最初の論説と比べると読みやすい文章で書かれています。具象以前から具象化へ。その流れが

できていれば問3の選択も、問4の記述問題もそれほど難問ではないと思います。

科学者にとっての具象化とは、芸術家に取っての具象化とはどういうものなのかというところを探して、まとめる。

長い記述なので大変ですが、科学者、芸術家(絵をかく人、彫刻家)と3人分書くと考えれば、
書くイメージはわきやすいかなと思います。

 

大問5 作文「本を読むことの意義」
作文が今回最も大きく変わったところでした。ここ数年は、資料があり、それから読み取れることと、
それに対しての自分の意見を書くものが主流でした。それが今回抽象度がかなりあがり、

ほぼ何を書いてもいい

というお題。資料系の作文を練習していた人(ほとんどそうだと思いますが)は

面食らったと思います。ただ、それでも得点の高い高い作文は書くしかないので、
みなさんがんばって書いたと思います。すばらしい文学好きの人にとってはラッキーなテーマだったかもしれませんね。

今後はどういうテーマが出されるかまったく読めなくなったので、幅広いテーマで作文を書く練習が必要だと思います。



以上が思ったことです。

いろいろ書きましたが、50分で読みづらい文章を読んで、100字ぐらいの記述を書かされて、

300字の作文も書かないといけなくて、しかも国語は最初の科目で・・・・・・

難しくないとか標準的だとか言われますけど、全体を通してみるとそんなに簡単ではありません。

だから、今後受ける人たちはこれから頭をフル回転させて、手もフル稼働させる練習をしてください。

そして、書いたものは必ず誰かにチェックしてもらってください。

記述でも作文でも。書いて、間違えたら書き直す。この書き直しが重要です。

嫌がらずに何度でも書き直していけば、書く力は伸びていきます。

 

最後に、大問5で使われている文章は、とてもいい文章でした。

湯川秀樹の書いたもので、前半部分は成功と努力についての話が書かれています。
まるで、受験生に向かたメッセージかのように。

この問題を作られた先生が意図してこの部分を選んだのだろうと深読みしてしまいます。

恐らく受験生はそんな文章を味わう暇など微塵もなかったと思いますので、

時間があれば改めて読んでみてください。

 

話がそれましたが、受験生のみなさん

お疲れ様でした。

そして、これから受験するみなさん、頑張りましょう!」

 

以上です。