2015年 信州大学・理系(前期) 数学 第4問 | ますいしいのブログ

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一味違う大学受験数学の解法テクニックを紹介しています。

2015年

信州大学・理系(前期)

数学 第4問





 

 おはようございます,ますいしいですかお

 

受験生の皆さんを心より応援しておりますクラッカー



 

 

 

 本日の下の問題は,

ちょっと衝撃的な事実を

示す問題です叫び

なんと現実ではサイコロを

2回続けて投げたときゾロ

となる確率は,1/6より大

きいということです日本

なかなかよくできた良問

すね拍手





 

 それでは,まずは偉人の言葉からですポスト 手紙

 

弁証法的唯物論の哲学

 だけが数学および科学

 一般の正当性を実証す

 る.数学は,物質そのも

 のがつくりだしたもの

 で,それだけ一層,自然

 の解明に近づくことが

 できるのである.

   (D・グラーヴェ,ロシアの数学者,1863-1939)



 

 

 

それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてくださいメモ


 

 



 

(問題)

 

 

 

(※ 時間の目安)  (1)10分 (2)5分   時計



 

 



Cauchy-Schwarz 

inequality








 

 

 

 

 

(ますいしいの解答)

 

 

 



 

コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?

 

     (1) “数学的帰納法”でも証明ができますが厄介ですビックリマーク

         “コーシー=シュワルツの不等式”の証明手法で

         上のようにすんなり証明出来ますひらめき電球

 

     (2) 現実問題として同様に確からしいサイコロをつくる

         のは不可能ですから,2回続けて同じ目(ゾロ目)

         が出る確率は,1/6 より大きくなるということです叫び

         その辺のサイコロで6億回ぐらいふって確かめて

         みたいですねべーっだ!



 



 

 

頑張れ,受験生鉛筆
 

 

 

頑張れ,大谷選手野球

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

     それでは、次回をお楽しみにバイバイ

 

                   by       ますいしい

 

 

 


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