2011年
名古屋大学・理系
数学 第3問
おはようございます,ますいしいです
受験生の皆さんを心より応援しております
それでは,まずは偉人の言葉からです
『……数学を一定の学問
分野に応用できるのは,
その分野における問題
の構成と概念の体系が,
数学的に手をつけるこ
とが可能なほど十分定
式化して述べられてい
る場合に限られる.』
(G・クラウス,ドイツの哲学者,論理学者,1912-1974)
今回の下の問題は,
2018香川大・医 第1問
と見比べてみてください
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(問題)
(※ 時間の目安) (1)7分 (2)30分
Apollonius' circle
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1)a=1のときは“垂直二等分線”、
a≠1のときは“アポロニウスの円”となります
(2)これは御覧のように膨大な計算が強いられます
“束”を使った“点と直線との距離の公式”でも試み
ましたが、こちらはもっと計算量が酷いので上の
ようにオーソドックスな2円が共有点を持つ条件
|r1-r2|≦d≦r1+r2 の方がやりやすです
それにしても、あまりの場合分けと計算量に閉口
しました
何かもっとスマートな解法がありましたら御教授
ください<(_ _)>
頑張れ,受験生
頑張れ,大谷選手
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです