2014年 東京電機大学・理工
数学 第2問
おはようございます,ますいしいです
今朝は猛烈に寒い朝です
今日も入試があるという方がおられると思います
受験生の皆さんの健闘を心より応援しております
今回の下の問題は,実は中学生で
も解ける幾何の問題です
難関高校を目指している皆さんには,
是非取り組んでもらいたい問題です
補助線一発で,こんなに簡単に解ける
んだということを味わって頂けたら
と思います
それでは,まずは偉人の言葉からです
『ずっと昔から,幾何学がすばらしい
論理学であることは注目されてきた.
実際に,定義が明瞭で公準は申し分な
く,また公理も疑問の余地がないとき,
そしてよくまとめられた無矛盾で切
れ目のない推理の鎖の助けによる,厳
密な観察と比較から図形の性質が導
かれ,対象が常に視野の中に見えると
き,そういうときにこそ,正確に順を
追って,また体系的に推論をすすめる
習慣が身につくのである.この習慣が
頭脳を鍛えて研ぎ澄まし,その他の分
野でも真実を求める際に利益をもた
らすわけである.』
(G・バークリ,アイルランドの哲学者,1685-1753)
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(問題)
(※ピッチクロック) (1)7分 (2)2分 (3)5分 (4)5分
Elementary geometry
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1) 他にも補助線の引き方はいろいろあると思います
もっと簡単なやり方があったらコメントください
<(_ _)>
(2) OAを底辺とみると,Dのy座標が高さとまります
(3) △OCG∽△OSDに気づくと速いですね
(4) (2),(3)がヒントになっていたんですね
まるで,中入試みたいですね
頑張れ,受験生
頑張れ,大谷選手
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです