2020お茶の水女子大・理(数学科)
数学 第2問
おはようございます。ますいしいです
朝は寒いですね 今日も終日晴れて
雨の心配はないようです
それでは、まずは偉人の言葉からです
『無限についての分析
全体は,変量とその
関数を中心として
回っている.』
(L・オイラー,18世紀を代表するスイスの
大数学者で物理学者,1707-1783)
それでは、最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください。
(問題)
(※ピッチクロック) (1)3分 (2)5分 (3)3分 (4)7分
Leibniz's series
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1)“tanの加法定理”の導出ですね
sin(a+b),cos(a+b)も導出できるようにしておきま
しょう
(2)大学では,tanxの逆関数を,Arctanx(アークタンジェント)
などと呼びますに
上の式は大変に有名な事柄で証明法が数々あります
上の(補1),(補2)なども御確認ください<(_ _)>
(3)突然,上のf(t)のような関数が出てきて,どこから
出てきたのだろうと思う方も多いと思います
実は,上の(補)で示したような,Arctanxの
“マクローリン展開”が元となっています
興味のある方は、ネットで検索して調べてみて
ください<(_ _)>
(4)上の(補)で,“ライプニッツ級数”を使ってπの近似を
調べてみましたが,かなり計算が大変ですね
“出題者の近似が,いかに素晴らしいか”
感動いたしました
“素晴らしい良問”だと思いました
出題者の方には敬意を表したいと思います<(_ _)>
頑張れ都立高・公立高生
頑張れ,大谷選手
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです