2020年 早稲田大学・人科(理文共通)
数学 第3問
今日もそこかしこで入試が行われます
受験生の皆さんの健闘を心より応援しております<(_ _)>
それでは,まずは偉人の言葉からです
『幾何学は空間について
の純粋な直観に基礎を
置いている.算数は適時
に単位をつけ加えるこ
とによって,それ自身の
数の概念をつくりだす.』
(I/カント,ドイツの哲学者,1724-1804)
今回の下の問題は,平面
ではよく出題される
“外心の位置ベクトル”
の空間バージョンです
考え方は同じです
さて,その手法とは……
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(問題)
(※ 時間の目安) 12分
Circumcenter
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
△ABCの外心P は、平面ABC上にあるので、
→OP=s→OA+t→OB+u→OC (s+t+u=1)
と置けます さらに、AB⊥MP、BC⊥NP から、
s,t,u の連立3元1次方程式に持ち込みます
考え方は平面ベクトルの場合と同じですが、3つ
未知数ですから、計算がたいへんですね
おまけに、数字も汚いので確信が持てない
ですね 受験生泣かせの問題ですね
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです