2015年 東京女子大学・現代教養
数学 第4問 (解答・解説)
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
『幾何学は空間についての
純粋な直観に基礎を置い
ている.算数は適時に単位
をつけ加えることによっ
て,それ自身の数の概念を
つくりだす…….』
(I・カント,現代思想の発展に指導的な
役割を果たした,ドイツの哲学者,
1724 - 1804)
本日の下の問題は、素直に誘導に
のって行けばよいのですが、どういう
状況なのか、空間図形を思い浮かべ
てみるとおもしろいと思います
あなたには、UFOが見えるでしょうか
“君にはUFOが見えますか
”
(※ 時間の目安) (1)4分 (2)3分 (3)7分
Unidentified flying object
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1) →x=(a,b,c),→y=(p,q,r) の双方に垂直なベクトルは,
→x×→y=(br-cq,cp-ar,aq-bp) (外積) です
→x の単位ベクトルは,±1/|→x|・→x です
(2) 同上
(3) 空間における、中心→a,半径 r の“円盤”の方程式は,
→x=→a+cosθ・→p+sinθ・→q
ただし,|→p|=|→q|=r かつ,→p⊥→q
本問では、点Pが上のような“円盤”の周上を動きます
から、点P=C´となったときに,与式は最小となります
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
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