2020年 藤田医科大・医(前期1/23)
数学 第１問(解答・解説)
それでは、まずは偉人の言葉からです
『教育における数学は,
外科医術における手術
用のメスであり,教師は
外科医である.』
（S・ジェレズニャク，ウクライナの
数学者，教育者）
今回の下の問題は、『医学部の数学』
からです
しかし、お医者さんは
数学が好きですね
なかなか良問が多いです
特に、（４）などは珠玉の一題です
それでは，最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
（問題）
（※ 時間の目安） （１）１分 （２）１分 （３）６分 （４）５分 （５）１分
（６）５分 （７）５分 （８）４分 （９）３分 （10）１分 
(1) Exponetial equation
(2) Definite integral including absolute value
(3) Domain on the cordinate plane
(4) A limiting value of complex nummber
(5) Internally dividing position vector
(6) Common points
(7) Arithmetic sequence
(8) Isosceles trapezium
(9) Average and variance
(10) Numeral system
（ますいしいの解答）
コメント；いかがでしたでしょうか？楽しんで頂けましたでしょうか？
（１）“指数方程式”を解いて直ちにですね
（２）“絶対値”をはずして、“場合分け”です
（３）グラフで“可視化”して、線対称を利用します
時間を考慮すると厳しい
（４）“複素数の大きさ＋極限”の素晴らしい良問です
（５）“陰の平方の差”を使って直ちにですね
（６）一瞬、ぎょっとしますが、冷静に、グラフで“可視化”
して、“共有点の個数”に持ち込むのが時短です
時間を考慮すると厳しい
（７）６個の周期で、“等差数列の公式”を使って直ちにです
難関中学入試でも出題されそうな問題です
（８）上のように、“余弦定理”を使う手法が定番ですが、いささか
数字が大きにので、（別解）のような、“トレミーの定理”を使う
初等幾何による解法がが時短でしょうか
（９）分散の公式；ｓx^2＝（ｘk^2の平均）－（平均）^2 は重要ですね
（10）“ｎ-進法”の仕組みをしっかり、理解しておきましょう
それでは、次回をお楽しみに
ｂｙ ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです