2014年 早稲田大学高等学院
数学 (解答・解説)
本日の下の問題は、高校受験
早稲田高等学院の数学の入試
問題です 50分で取り組まな
くてはいけないので手際よくこ
なしていかないと時間が足りな
くなりますね
高校入試は50分、60分という
時間の割には問題量が多いです
ねそこで、できるだけ時短解
法が要求されますので下のよう
な解答をつくってみました
興味のある方は御覧になってみ
てください<(_ _)>
それでは,まずは偉人の言葉からです
『……物事の認識に至る
道は二つある.
すなわち経験と演繹の
二つである.』
(R・デカルト,フランスの哲学者で数学者,
1596 - 1650)
それでは,御覧になってみて
ください<(_ _)>
もし、何かお気づきの点など
ありましたら、コメント御願
い致します
(問題)
(※ピッチクロック) [1] (1)2分 (2)2分 (3)3分
[2] (1)2分 (2)5分 (3)20秒 (4)5分(2分)
[3] (1)3分 (2)3分 (3)4分 (4)5分
[4] (1)5分 (2)8分
High school entrance exam
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
[1](1)超頻出の“順列”です 男子3人をひとかたまりの
一人として6人を一列に並べ、最後3人の男子の
“順列”を考えます
(2)両端が男子ということですから、こちらを優先して
決定して行きます優先順位が高いものから決定
して行くのいうのは鉄則です
(3)女子をまず一列に並べその間に男子を入れて行き
ます 超頻出の“順列”です
以上の3題は落とせないですね
[2](1)連立して直ちにですね
(2)2次方程式の解から“逆辿り法”ですこの技術
は是非使いこなせるようにしておきましょう
(3)上から直ちにです
(3)“別解”は、O(0,0)、A(a,b)、B(c,d)で公式
△OAB=1/2・|ad-bc| を使えると時短解法に
なりますね
他に、高校数学ですが、
“点と直線との距離の公式”、
d=|ax1+by1+c|/√(a^2+b^2)
なども使えるようにしておきましょう
[3](1)“接弦定理”で角が直ちに上のようになります
中心角・円周角など、“角度”には十分習熟して
おいてください<(_ _)>
あと、高校入試・大学入試を含め二つの
“直角三角形の三角定規📐”は超頻出ですね
(2)15°30°45°60°75°90°105°120°135°150°
などの角と垂線の絡みに習熟しておきましょう
(3)相似な図形の面積比・体積比を使う時短解法を
身につけておきましょう
(4)“二重根号”、A=x+y、B=xy のとき、
√(A±2√B)=√x±√y(x>y)
直ちに、 はずせるようにしておきましょう
[4](1)1~100まで素数は25個あります
条件式から、y=1 が見抜けるかどうかですね
(2)直ちに、“5以上の自然数で連続する3つの奇数で、
素数となるものは存在しない”としてもよいでしょう
因みに、
“連続する2つの奇数で素数となるもの(双子素数)
が無限組存在するかどうか”は、未解決問題です
(注;双子素数の間の数は6の倍数です)
“3つの連続する奇数でかつ素数となる三つ子素数”
は、(3,5,7)の一組のみです
70~81点が合格圏内でしょうか
頑張れ都立高・公立高生
頑張れ,大谷選手
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです