2014年 信州大・医(前期) 数学 第5問
こんにちは、ますいしいです
今日は湿度も低くいい天気ですね
どこか出かけたい気分です
それでは,まずは偉人の言葉からです
『精神の働きが独自の堂々とした
姿を現すのは,それが外部の物質
的な手段を必要とすることなく,
専ら,純粋の思弁活動に基づく数
学的な思考の展開からその輝き
を獲得する場合である.独自の
古めかしさで知られるある種の
抑えがたい魅力こそが,数学的真
理の思弁や,音にも数にも直線に
も現れる時間と空間の間のこう
した不変の関係に,固有の特徴で
ある.精神的な研究手段として数
学的分析法の向上は,考えを相互
に豊かにする強い働きかけをし
たが,このことは,そうした考えに
よって生ずる富そのものと等しい
重要性を持っている.』
(A・フンボルト,ドイツの自然科学者で
地理学者,1769 - 1859)
今回の下の問題は定番の積分方程式で,
方針は決まっているのですが,計算がなか
なかやっかいです そういう意味では
少し難しいかもしれません
それでは、最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください。
(※ 時間の目安) 25分
Integral equation
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
問題自体は定番でやることは決まっています すなわち,
まず非積分変数 x を ∫ の外に追い出し,定積分は定数で
すから,それらを 文字 p,q (定数)と置き,p,q の連立方
程式を2つ導き出し,それを解いて,p と q を決定するという
方針です ただし,その際に三角関数の公式である,
“積を和に直す公式”;
sinAcosB = 1/2・{sin(A+B)+sin(A-B)}
cosAsinB = 1/2・{sin(A+B)-sin(A-B)}
cosAcosB = 1/2・{cos(A+B)+cos(A-B)}
sinAsinB = - 1/2・{cos(A+B)-cos(A-B)}
を使います
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです