2014年 立命館大・全学部(文系) 数学 第3問
おはようございます,ますいしいです
今朝も快晴 晴れて気持ちの良い朝です
今日も終日晴れて雨の心配はないようです
最高気温は29℃ほどで暑い一日となりそうです
それでは,本日もまずは偉人の言葉からです
『公式は黙っているだけ
で,眠ってはいない.』
(F・クライン,ドイツの数学者,
1849 - 1925)
本日の下の問題は良問ですね
あの“ヘロンの公式”の“別証”です
こんな導出法があるなんて感動です
是非この感動を味わってください<(_ _)>
作問者の方には感謝申し上げます
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(※ 時間の目安) 〔1〕4分 〔2〕2分 〔3〕7分 〔4〕8分 〔5〕6分
Heron's formula
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
〔1〕 高校入試などでも超頻出問題です
上の程度の記述で十分でしょう
〔2〕 これも超頻出問題で、円外の一点から長さの
等しい接線が2本引けます
〔3〕 これもよく出題される公式と言ってもよいでしょう
上のように導出されますから心に留めておいて
ください
〔4〕 いやー、上の tan の等式を利用して、
“ヘロンの公式”が導出できるとは
作問者の方に感謝です<(_ _)>
なお、“ヘロンの公式”の親版とも言うべき
“ブラーマグプタの公式”も押さえておいてください
下記のブログを御参照ください<(_ _)>
http://ameblo.jp/mathisii/entry-12237907083.html
〔5〕 ちょっと、設問の意味が取りづらいかもしれませんね
要は、√の中の式を b の二次式とみたときの最小値
を求めよということになります
さらには、三角形の周の長さの和が一定であるとき、
面積が最大となるのは、“正三角形”であるときという
ことになります
それでは,次回をお楽しみに
by ますいしい