2010年 長崎大学・医(前期) 数学 第6問
おはようございます,ますいしいです
今朝は曇っていますが終日雨の心配はないようです
ただ最高気温は29℃ほどで暑い一日となりそうです
寒暖差が激しいので体調管理には十分留意してください
昨日は,イチロー選手は8回裏に代打で登場しメジャー
最年長投手ホーキンス投手と打者最年長との対決で
イチロー選手が左安打を放ちました
それでは,本日もまずは偉人の言葉からです
『一般的な記号の技法,すなわち
表記法は,絶好の手助けになって
いるといえる.想像力の使い方を
軽くすることになるからである.しか
し,代数はとても表現の技法とはい
えない.なぜなら,代数自身がもっ
と一般的な技法を必要とするからで
ある.』
(G・ライプニッツ,ニュートンと同時に微積分法を
発見したドイツの数学者で哲学者,1646-1716)
本日の下の問題は,難関大や国立大医学部など
でよく出題される数Ⅲの“切断面を定式化”し,かな
りの積分計算量を必要とする,解くのに時間のかか
る難問です 国立大医学部志望の方にはぜひ
取り組んで頂きたい一題です
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(※ 時間の目安) (1)20分 (2)20分
(1) Cutting area
(2) Quadrature
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1) 空間座標をイメージし上のような場合分けを考えます
切断面の求積は,計算量を軽減するための例の公式
|a|/6・(β-α)^3 (α<β) を使います
(2) t =sinθ と置く“置換積分”を施し,“半角の公式”を
使ってなかなか息の長い積分計算を実行することに
なります 辛抱強く最後まで計算をしないと答まで
辿り着くのは厳しいでしょう 計算の手助けとして
“ウォリスの公式”などを使う手もあります
それでは,次回をお楽しみに
by ますいしい

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