2011年 昭和大学・医学部 数学 第3問
こんにちは,ますいしいです! 本日は梅雨の中休みといった感じでとりあえず雨では
ないですが,かなり蒸し暑いですね!
マリナーズ昨日,今日と連勝です! 昨日は岩隈投手の好投が光ました!
ただ今日もイチロー選手は4打数ノーヒットです! メジャー通算2500本安打まであと1本
というところで足踏みです! ただ,それより気になるのが打率です!
ただいま, 0.255 近年にない低さです! 昨年に引き続きですから考えたくありま
せんが,やはり年齢ということなのでしょうか? いやいや失礼致しました!
今後に期待したいと思います!
それから,私は和田秀樹先生のブログが大好きで必ず読まさせて頂いているのですが,
(大変に知性的な方で尊敬申し上げております!)昨日は日本の数学教育のことが出て
いました。戦後GHQが日本の国力を落とそうと,数学の教科書が難しすぎるのでレベル
を落とさせようとしたとのことです。ただその時,文部官僚の方が体を張って阻止したとの
ことです。かつて,日本は数学が強かったのに今ではアジア圏でも下位の方だということ
です。確かに私も数学を教えていて数学が出来なくなっているのを日々実感しております。
特に高校になると,ほとんどの子どもたちは数学をやらなくなってしまいます! 私を含め
教え方が稚拙で子どもたちに数学を届ける力がないのかと日々,自問自答しながらの毎
日です! なぜこれほどまでに日本の子供たちに(私の周りだけかも知れませんが・・・)
数学が届かないのか本当に残念でなりません。高校生にこそ数学をやってもらいたいと
思うのですが・・・!
さて,本日の偉人の言葉はロシアの女性数学者コワレフスカヤです。ロシアでは初めて,
ヨーロッパを含めても3番目に大学教授の地位を得た女性です。ちなみに1番目はラウラ・
バッシ,2番目はマリア・ガエターナ・アニェージでいずれもイタリア人です。当時ロシアでは
どれだけ才能があっても女性は大学に入れなかったので彼女の父は,彼女に数学の勉強
をやめさせてしまったそうです。しかし,彼女は家族が寝静まった夜中に借りてきた代数学
の本などをこっそり読んでいたそうです。
ソフィア・ヴァシーリエヴナ・コワレフスカヤ(ロシア,女性数学者)
(1850 - 1891)
『・・・・・・・人類のために自然の法則を認識する道をひらく
すべての科学のうちで,最も力強く最も偉大なのは数学で
ある.』 ( コワレフスカヤ )
『 もっと数学というものを知る機会のなかった多くの人々は,
それを算数と混同し,退屈で aride (無益) な学問だと思って
いる.実際にはこれは最大の想像力を必要とする学問で,今
世紀の一流の数学者の一人がいみじくも言っているように,
同時に詩人の心をもたなければ数学者にはなれない.もっと
も,このことばの正しさを理解するには,何か実在しないものを
つくり出すのが詩人だとか,想像とつくりごととは同じだとかとい
う古い先入観を捨てなければならない.私は,他の者には見え
ないものを見,他の者よりも深くものを見るのが詩人だと思う.
そして数学者もそうなのである.』 ( コワレフスカヤ )
さあ,それでは本日も参ります!
(※ 時間の目安) (1)5分 (2)5分 (3)4分 (4)5分
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
それにしても一次変換が来年度からなくなるのはもったいないですね!
おもしろいことが,いろいろできるのにと思うのですが・・・!
明日の問題の別解でそれをやってみたいと思います!
それでは,次回を御楽しみに! by ますいしい