発売日の前日ですが、最寄りのコンビニに配達された(便利だ)『HAYABUSA JET Ⅱ』を、仕事帰りに寄って購入することが出来ました。

『HAYABUSA JET Ⅱ』佐野元春&ザ・コヨーテバンド。“再定義”セルフカバーアルバムの第二弾です。
セルフカバーとはいえ、一年に2枚、佐野元春の新譜を手に出来る歓び。デビュー45周年の節目年として頑張ってくれて嬉しいです。就寝前に早速、聴いてみました。どの曲がどうとか、まだ詳しく書きませんが、おおー、って思いました。コレはぜひ先入観なしで聴いて驚いてほしいかも。
僕はもしHAYABUSA JETのⅡがあるなら、あの曲とかあの曲を聴きたい、と予想してたのですが、僕の予想は一曲も入りませんでしたね(ちなみに予想曲は下に載せます)。でも、選曲はどうあれ、なかなかご機嫌でした。
発売前に先行で発表された「レインガール」は、YouTubeで聴いた時は、うん、こんなものかなーという感想でしたが、これ、CDの曲順の流れで聴くと、ヤバい。すげー格好良いじゃん。なるほどコレは先行に選ばれるわ。イントロのドラムの音が凶暴なこと。コヨーテバンドの演奏のグルーヴがヤバいこと。「レインガール」だけでなく、どの曲もバンドの演奏が格好良くて、最後まであっという間に駆け抜けてしまう。
単なるセルフカバーじゃない、再定義だ、とHAYABUSA JETの1の時に元春は言ってました。でも、これってセルフカバーだよね、アレンジをガラッと変えたり歌詞をイジっても、セルフカバーと違うの?再定義とはなんぞや、と、どこかで思ってた気がします。
しかし、今作、一曲、やってくれたなー、ってのがありましたね。コレはセルフカバーなんてものじゃない。ほとんど別の曲と言ってもいい。コレがまたメチャ格好良いから始末がワルイ。コレはライブで盛り上がること間違いなし。ひょっとしたらオリジナルよりもライブでは大爆発するんじゃないか。でも、この曲、そうなるともうオリジナルアレンジで聴けないのかしら。それは寂しい。時にはオリジナルアレンジも聴きたいよね(僕は「ヤングブラッズ」は時々オリジナルアレンジに戻して欲しいと真剣に思ってます)。
今作にはアルバム『VISITORS』から3曲選ばれてます。この3曲はすごく安心して聴けた。僕は「VISITORS」って曲がホント大好きで、ライブでいつも聴きたいから、このアレンジをいじらないストレートなセルフカバーは嬉しい。まさかの選曲「シェイム」は、意外にも良かった。あそこの歌詞をああすると、歌にものすごく慈愛が満ちてくる。“怒れる若者”でなくなった佐野元春が今歌うとこうなるのですね。これ、オリジナルに負けないくらい好きかも。ラストに「ニューエイジ」で終わるのは多幸感満載ですね。「ニューエイジ」ってこんなに幸せな気持ちになれるんだな、ってシミジミ思いました。
この年末は『HAYABUSA JET Ⅱ』を聴き込みます。具体的な曲についての詳しい感想は、また後日、思いついたら追記します。今はまだ聴いてない人もいるでしょうし、僕の感想なんかの先入観なしでぜひ聴いてみてほしい。おおー、って思いますよ。
余談。一曲だけ、この歌は入れない方が良かったんじゃ、と思った曲がありました。これも再定義でどうなるか、と、聴く前はとても期待してたのですが、他の曲に比べてピンときませんでした。だからあの曲順なのか。いや、この曲もこれから聴き込んでるうちに印象が変わるのかも。早計は禁物ですね。
ちなみに、HAYABUSA JETで僕が入れて欲しかった曲は「驚くに値しない」「君の魂 大事な魂」、そして「ヤア!ソウルボーイ」です。理由はどれもコヨーテバンドのアレンジでライブで聴いて格好良かったから。特に「ヤア!ソウルボーイ」が僕はホントに大好き。これ、絶対にスタジオ録音で残してほしいな。
この曲、既にもう録ってある、と踏んでますけどね。《夏のそよ風〜》の転調を止めて素直なコードにした途端、この歌の名曲度が爆上がりしたと思ってます。
マシス